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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

負荷分散装置「Webアクセスシェイパ」の販売を開始

NTTアドバンステクノロジ

NTTアドバンステクノロジは、Webサービスのアクセス集中などの稼働負荷を検出して、処理能力以上のリクエストの受信を制限したり、有料会員や取引中ユーザーからのアクセスを優先制御などができる、リクエスト流量制御型の負荷分散装置「Webアクセスシェイパ」を開発し、11月より販売を開始した。

「Webアクセスシェイパ」の利用により、面倒な調整なしに、Webサーバの性能を余さず発揮させることができ、かつ利用者をイライラさせないスムーズなレスポンスで快適なWebサービスを提供することができる。

待たせない、途切れない、快適なWebサービス

現在、Webサイトの閲覧やオンライン取引等さまざまなWebサービスがあり、誰もが利用できるようになっているが、何らかの要因でアクセスが集中するとWebサーバのレスポンスが低下し、スムーズなサービス提供ができなくなることがある。

このような状況に対して、Webサービスの利用者からは、①混雑時には、何らかの応答を返してほしい、②一旦開始した取引については、スムーズに実行してほしい、といったご要望が聞こえてきている。また、Webサービスを提供している(サーバ運用)担当者からは、①貴重な取引チャンスを逃したくない、②サーバの稼働率を向上させて増設を最小限にするなど、コストを抑えたい、③面倒なパラメータの調整をせずに、サーバ性能を有効に引き出したい、といった要望が挙がってきている。

今回、これらの問題を簡単かつ低コストに解決するため、NTT-ATではWebアクセスのリクエスト流量を制御する新しいタイプの負荷分散装置「Webアクセスシェイパ」を開発、販売を開始した。本製品を利用することにより、Webサーバの稼動負荷を検出し、サーバ稼働率の最大化や、特定ユーザーのアクセス状態を捉えての優先制御が行える。

主な機能

①リクエスト流量の自律最適化

サーバの処理能力を超えてリクエスト受信しないように、多重に処理されるリクエスト数の上限を制限し、Webサーバからの良好な応答時間を維持。

②ビジーメッセージ通知

サーバに対して処理能力を超えるリクエストが到着し、一定時間以上経過してもレスポンスがない場合に、サーバに代わりビジーメッセージを返送。

③アプリケーションアウェア優先制御

サーバ混雑時においても、ユーザーのサービス状況を把握し、開始済のオンライン取引や会員ユーザーのWebページ処理を的確に優先・保護。

④負荷分散の自律最適化

性能の異なるサーバが混在していても各サーバの性能を最大限発揮。

導入の効果

①待たせない

Webサーバからの応答時間を良好な時間内に抑える。

②途切れない

ユーザーのサービス状況を把握し、開始済オンライン取引等を混雑時に的確に保護。

③性能チューニングが容易

Web画面上での標準的ネットワーク設定など簡単な設定のみでチューニング不要。

④リソースのフル活用

サーバが最もパフォーマンスを発揮できるようにリクエスト流量を自律的に調整。

⑤スケーラブル

特定のサーバに負荷を集中させず、サーバ台数に応じた性能確保が可能。

◆価格(税込)

2,625,000円

お問い合わせ先

NTTアドバンステクノロジ株式会社
アクセスネットワーク事業本部
第一オペレーションシステム事業ユニット
Webアクセスシェイパ担当:野口
TEL:045-826-6053
E-mail:webshaper@ntt-at.co.jp

NEWS(2008年1月)

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