EMCジャパンは、業界で初めてSSD（Solid State Disk）を導入したエンタープライズ・ストレージ「EMC Symmetrix DMX-4」向けフラッシュ・ドライブと「Symmetrix DMX」のオペレーティング・ソフトウェアに関連する各種拡張機能の提供を本年３月31日から開始する。

EMCは、半導体ベースのフラッシュ・メモリを利用してデータの保存と読み取り／書き込みを行う高速メモリドライブであるSSDを、業界で初めてハイエンドストレージ（Symmetrix DMX-4）に搭載した。これにより、これまで最高速とされていたHDDに比べ、大幅な応答時間の短縮とミッション・クリティカルなアプリケーションで優れたパフォーマンスを実現。例えば、為替／電子商取引システムをはじめ、リアルタイムのデータ入力処理やメインフレーム・トランザクション処理など、大量の情報を迅速に処理する必要があるアプリケーション環境を持つユーザーを強力に支援することが可能となった。

さらにフラッシュ・ドライブの発表と合わせて、ハイパフォーマンスなストレージ環境でフラッシュ・ドライブ・テクノロジーのメリットと価値を最大限に活用できるよう、Symmetrix DMX-4とSymmetrix DMX-3の新オペレーティング・ソフトウェアや各種管理機能、Symmetrix DMX-4向けに1TB SATA IIディスク・ドライブも提供。

EMCは、フラッシュ・ドライブをはじめとした各種ドライブのサポートにより、Symmetrix DMX-4は、アレイ内での幅広いストレージ階層化オプションを装備し、全てのアプリケーションをシステム内に統合することを可能にした。