ミッションクリティカルなエンタープライズ・アプリケーションの仮想化を実現する「BEA Virtualization 2.0」を発表
日本BEAシステムズ
米国BEA システムズは、本年2月に同社のJava仮想化関連製品群の完成版「BEA Virtualization 2.0」を発表した。BEA Virtualization 2.0には、SLAのモニタリングとアプリケーションリソースの動的なデプロイメントやプロビジョニングの自動化を行う「BEA WebLogic Operations Control(WLOC)」と、仮想化プラットフォーム上で最大規模のエンタープライズJavaアプリケーションを稼働させるアプリケーションサーバ「WebLogic Server Virtual Edition(WLS VE)」が含まれている。同製品により、日々変化するミッションクリティカルなビジネス需要に合わせたダイナミックなサーバリソースの割り当てや、Javaアプリケーションのガバナンスや管理を集中化することにより、コスト削減とITの即応性が向上するなど、アプリケーションの仮想化に伴う主要な問題を解決することができるようになった。
BEAのJava Runtime製品担当Vice Presidentであるガイ・チャーチワード氏は「当社は従来からアプリケーション・インフラストラクチャにおける最先端企業であり、多くのお客様にとってエンタープライズ・アプリケーションの仮想化が重要な目標であることを認識しています。SOA指向アーキテクチャの目的がITをよりビジネスに即応できるものにすることであるならば、仮想化によってITはより柔軟かつコスト効率の高いものとなります。当社では、お客様が将来のバーチャルデータセンタにおいて、いかに仮想化アプリケーションを管理できるかということに主眼を置いています」と語っている。
NEWS(2008年4月)
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