「Adaptive Server Enterprise Cluster Edition」を発表
-リソースの最適化、SLAの遵守、コスト削減を実現-サイベース
米国サイベース社は、本年2月に「Adaptive Server Enterprise(ASE)Cluster Edition」を発表した。同エディションは、同社が特許出願中のVirtualized Resource Management技術を利用して、シェアードディスク・サーバクラスタへのデータベース・アプリケーション導入の手間を軽減。また、パフォーマンスや可用性に関するSLAの遵守や、最適なリソース活用により、ハードウェアコストや電気代の削減を目的に開発されたものである。
IDC社のInformation Management and Data Integration部門 Research Vice PresidentであるCarl Olofson氏は「現在、企業はインフラコストの削減と高可用性の追求という2つのニーズへの対応を求められています。シェアードディスク・クラスタアーキテクチャは、企業が直面しているミッションクリティカルなデータ・アプリケーションに対するニーズに応えることができます。サイベースは、シェアードディスク・クラスタアーキテクチャによってIT業務を簡素化し、システムの可用性と信頼性を高めます。また、管理の容易さもこの技術の普及に貢献するでしょう」と語っている。
また、米国サイベース社のChief Marketing OfficerであるDr. Raj Nathan氏は「ASE Cluster Editionは、優れたパフォーマンス、信頼性、総所有コストの低さで定評のあるデータベース・プラットフォームに対して、非常に高い可用性とリソース最適化の機能を提供するものです。中小規模から超大規模なデータベース・システムまで、OLTP環境で大量のトランザクションを非常に信頼性の高い方法で処理しなければならない金融サービス、通信、小売業、政府機関等のお客様が、ASEを導入しています」と語っている。
NEWS(2008年4月)
NTTグループ関連
- 日本とタイ間でのICT技術を活用した世界初の遠隔医療共同実証実験(NTTコミュニケーションズ)
- 複数のICカードに対応できるICカードリーダライタ“【u:ma】構想”(NTTデータ)
- モバイルセントレックスソリューション「ProgOffice Ver1.7」、既設PBXとの接続機能を強化(NTTソフトウェア)
- シェアNo.1自治体向け会議録検索システム「DiscussNet」をリニューアル(NTTアドバンステクノロジ)
- 「脳内メーカー」とのコラボレーションによる「脳検メーカー」を提供開始(NTTレゾナント)
SIer・ベンダ
- MySQLの買収を完了、セキュアなオープンソース・プラットフォームを実現(サン・マイクロシステムズ)
- SOAによる業務システム構築のためのミドルウェア新製品「JBoss Enterprise SOA Platform」(レッドハット)
- データセンタ内の冷却効率15%アップを図るソリューション「HACS」(エーピーシー・ジャパン)
- セッションボーダーコントローラーに業界初のキャリアグレードコーデック変換機能を搭載(OKI)
- 「Adaptive Server Enterprise Cluster Edition」、リソースの最適化、SLAの遵守、コスト削減を実現(サイベース)
- 「BEA Virtualization 2.0」、ミッションクリティカルなアプリケーションの仮想化を実現(日本BEAシステムズ)
- 「NetSuite Business Operating System」業界初のSaaSアプリケーション開発プラットフォーム(ネットスイート)
- オラクルマスターの最新認定資格「ORACLE MASTER Oracle Database 11g」(日本オラクル)
- 「短信通for eMplex CRM」、日本製CRM 初の中国国内向けSMS対応ソリューション(エンプレックス)