アルプス システム インテグレーション（ALSI）は、ファイル単位の暗号化を実現する情報漏洩防止ソリューション「DocumentSecurity」の新機能として、ファイルを社外に持ち出す際の申請・承認をWeb上で行える「DocumentSecurity WorkFlow」を新機能として追加し、2008年７月末より提供を開始する。

同製品によりDocumentSecurityの持ち出し制御機能により外部ストレージへの書き込みが規制されている場合でも、USBメモリなどへの書き出し申請をWeb上で行うことができるようになる。従来製品では、外部ストレージへの書き出し申請は、紙などによる物理的な方法で行われるケースもあり、運用面での煩雑さがあったが、新機能の追加により、申請・承認などの一連の流れをWeb上で効率的に行うことができるようになるため、円滑な運用を促進することができる。また、承認プロセスの履歴を残すことができるようになるので、内部統制対策としても活用することができる。

DocumentSecurity WorkFlowには、次のような特長がある。

◆原則的に禁止している外部ストレージの使用を、業務都合に合わせて一時的に解除することが可能

◆外部ストレージの解除や解除期間は、対象者の業務を把握している上長の判断により設定することができる

◆上長が許可した期間後には、自動的に外部ストレージが使用禁止に戻るので、人的ミスが起きない

◆外部ストレージへの書き込みファイル名は、自動的に記録されるので不正利用抑止や監査が可能