網屋は、PCやサーバに保存されているデータを、リアルタイムかつ自動的にバックアップし、遠隔地のデータセンタに暗号化して安全に転送できるバックアップソフトウェア「Secure Back 3」の販売を開始した。

Secure Back 3は、アール・アイが開発した国産ソフトウェアで、サーバ１台、50ユーザーの中小規模から1,000ユーザー規模まで幅広いニーズに対応可能である。「ユーザーに分かりやすいソフト」を開発ポリシーに、専任の管理者が不在の中小規模ユーザーでもWebベースの管理画面から簡単な操作でデータバックアップおよびリストアが可能なBCPソリューションである。

クライアントPCのバックアップは個人任せになりがちだが、Secure Back 3の利用により、例えば社外に持ち出したPCを帰社時にLANに接続すれば、オートコンプリータ機能により更新されたファイルを自動的にバックアップできる。

Secure Back 3は、ファイルが変化した瞬間にリアルタイムにバックアップするため、１回の更新ごとに１つの世代ファイルを作成することが可能であり、最大99世代までのデータを保存できる。システム障害や人為的なミスなどでデータを失った場合でも、その直前の状態にすぐに復旧させることができる。

また、WebベースのGUIにより、全社のシステムのバックアップを集中管理することができる。バックアップの対象にチェックを入れるだけの設定で、確実にバックアップとリストアを行い、バックアップ先のディスクの使用状況、設定変更履歴、リストア履歴などの操作ログを管理することが可能である。