NTT-AT、家屋評価ソフト販売のエムタックの全株式取得
-自治体向けソリューションのさらなる充実・拡大-NTTアドバンステクノロジ
NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は、家屋評価ソフト等を全国の自治体に販売している㈱エムタックの全株式を2008年7月1日(火)に取得し、完全子会社化した。なお、今回の子会社化に伴い、エムタックは「NTT-ATエムタック株式会社」に社名を変更した。
NTT-ATでは、NTT研究所の研究成果を中心に、さまざまな先進技術を組み合わせ、市場のニーズや多岐にわたるお客様のご要望にお応えできるソリューションを提案している。その一つに自治体向けソリューションがあり、中でも低コストで議会会議録をインターネット上に公開できる、会議録検索システム「Discuss(ディスカス)」シリーズは、これまで全国500以上の自治体に導入され、国内トップシェアを誇っている。その他にも議会事務局や議員の方々が必要とするさまざまな情報を効率よく蓄積、管理する「PowerFinder/ASP」などがあり、自治体の方々の情報公開や業務効率の向上、住民の方々の利便性向上をサポートしている。
一方、エムタックは自社開発した家屋(固定資産)評価システム「HOUSAS(ハウサス)」を全国約300自治体へ導入するなど、高い技術力ときめ細かで安心できるサポート体制により、家屋評価業務専業メーカとして、1987年の設立以来、高く評価されている。
NTT-ATエムタックの主力商品である「HOUSAS」は、広範囲な家屋評価業務をカバーし、担当者がパラメータを設定するだけで使用できる、複雑なカスタマイズが不要のオールインワンパッケージソフトである。簡単な作図操作にも関わらず、ミリ単位までの高精度の求積など豊富な独自機能を持ち、評価計算・清書時間の短縮、熟練度や個人差によらない公正な評価額の算出、操作方法から評価に関することまで幅広いお問い合わせに迅速に対応するグループサポート体制など、安心して低コストで家屋評価全般の効率化を実現できるシステムである。また、「HOUSAS」で評価計算した物件データ(家屋台帳・図面・計算書・建築確認書など)を簡単に取り込み、スキャナで読み込んだ紙ベースの資料や他社システムの過去評価データと一括で履歴を管理、検索できる家屋台帳履歴管理システム「HOUSTAGE」も提供している。
今後、NTT-ATとエムタックは、「HOUSAS」「HOUSTAGE」などの販売協力だけではなく、さらなる自治体向けサービスの拡充・新製品の開発を協力して進めていく。
- 商号:
- NTT-ATエムタック株式会社
- 設立:
- 1987年8月5日
- 所在地:
- 東京都新宿区新宿2-15-22
- 代表取締役社長:
- 三村 孝子
- 取締役:
- 五十嵐 晧、天野 透
- 取締役(非常勤):
- 安原 隆一(NTT-AT)
村岡 裕之(NTT-AT)
神谷 正喜(NTT-AT)
高沢 壽佳(NTT-AT) - 監査役(非常勤):
- 上原 博(NTT-AT)
- 資本金:
- 1,500万円
- 発行済株式数:
- 300株
- 株主:
- NTTアドバンステクノロジ株式会社(100%)
- 従業員:
- 19名
- 事業内容:
- 家屋評価業務支援ソフトウェアの 開発および付随するサポート業務
- 主な商品:
- 家屋評価システム「HOUSAS」、 家屋台帳履歴管理システム「HOUSTRAGE」
- 主な経営指標:
- 売上高284百万円
当期純利益27百万円(2007年12月期)
お問い合わせ先
NTTアドバンステクノロジ株式会社経営企画部 コーポレート・コミュニケーション部門(後藤、加藤)
TEL:03-5325-0707
E-mail:press@ntt-at.co.jp
NEWS(2008年8月)
NTTグループ関連
- NGN商用化サービス「フレッツ光ネクスト」のサービス提供地域の拡大(NTT東日本)
- 「レセプトオンライン接続サービス」を9月より提供開始(NTTデータ)
- ID管理ソリューション「ACTCenter®」の新バージョン(NTTソフトウェア)
- 「東京データセンター」を大規模増床-山手線徒歩5分圏内で最大規模の7,000m2増床(NTTコムウェア)
- 家屋評価ソフト販売のエムタックの全株式取得-自治体向けソリューションのさらなる充実・拡大(NTTアドバンステクノロジ)
- 世界初、テレビ会議端末同士をインターネット経由で接続する「MeetingPlazaコネクタ」(NTTアイティ)
- 「環境goo」でESD(持続可能な開発のための教育)活動をサポート(NTTレゾナント)
SIer・ベンダ
- 米国のソフトウェア会社ネットクラッカー社を買収(NEC)
- 新しい4コアSPARC64 Ⅶプロセッサを搭載した「SPARC Enterprise」サーバの次世代機(サン・マイクロシステムズ)
- 「Oracle VM」を活用した仮想化ソリューションおよびITインフラ領域で協業(アシスト/日本IBM/日本オラクル)
- 米国SenSage社のログ長期保存・分析ツールGUIを一新した新バージョン(東京エレクトロン デバイス)
- H3Cと共同開発のセキュリティスイッチの販売を開始-マイクロソフトNAP対応(ソリトンシステムズ)
- 性能・機能を強化したDWHアプライアンス最新ソフトウェア・リリースの提供(日本ネティーザ)
- 遠隔地リアルタイムバックアップソフトウェア「Secure Back 3」(網屋)
- 統合ログ管理ソリューションの最新版「LogLogic 4.2i」の提供を開始(LogLogic Japan)