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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

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「環境goo」でESD(持続可能な開発のための教育)活動をサポート

NTTレゾナント

NTTレゾナント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中嶋 孝夫)は、インターネットポータルサイト「goo」で提供中の国内最大の環境情報サイト「環境goo」において、「持続可能な開発のための教育(通称「Education for Sustainable Development」、以下ESD)の活動をサポートするコンテンツ「地域発ESD」の提供を6月12日より開始した。

ESDとは、私たちが安心して暮らせる未来を実現させるために、互いに協力し合い、世界各国で生じている貧困、紛争、環境破壊や人権などの様々な課題に力を合わせて取り組みながら、その取組みに必要な考え方やスキルを育む教育や活動のことを言う。このような取組みには学校だけでなく、企業や行政、NPOなどの参加が重要だと言われている。また、7月に開催された洞爺湖サミットの主要テーマでもある、地球温暖化や貧困や開発の問題を解決するための重要な方策のひとつとしても注目されはじめている。

「環境goo」では、「学校」「企業」「地域」が取り組む活動内容についての情報を提供するほか、NPO法人「持続可能な開発のための教育の10年推進会議」(以下、ESD-J、本部:東京都渋谷区、代表理事:阿部 治)と連携を図り、ESD-Jの会員のブログ記事を紹介するとともに、ブログ記事を通じた情報交換の場を提供する。

背景

2002年に南アフリカで開催されたヨハネスブルグサミット(持続可能な開発に関する世界首脳会議)で、日本の市民と政府が共同提案し、同年12月の第57回国連総会で実施が決議された、「国連持続可能な開発のための教育の10年」*1)にて持続可能な社会の実現に必要な教育への取組みと国際協力を、積極的に推進していこうということが採択された。

こうした状況の中で、日本では民間の発案としてESDを推進するNPOであるESD-Jが設立され、国内外でのESD活動のけん引役となり、環境教育や開発教育を進めるNPOや市民をはじめ、自治体、大学、教育機関、企業などと連携し、さまざまな活動を行っている。最近では経団連をはじめ多くの企業からも社会的責任を果たすための人材育成として、この活動が注目され始めている。

「地域発ESD」について

「環境goo」ではESDの考えに基づく、全国各地の活動事例を中心に紹介している。

(1)全国のESD活動レポート「学びのデザイン」

全国のESDの実践事例を、現地取材を元に、その地域の特性も交えて紹介。第1回目の特集記事として、ESD教材を開発した、財団法人アジア・太平洋人権情報センターの取り組みと、学校全体でESDに取り組んでいる東京都江東区立東雲小学校の活動を紹介。

(2)ESD-J会員のブログ記事

全国のESD-J会員が執筆したブログ記事を紹介。ブログ記事に対して、読者はコメントをつけることができるほか、記事を評価することができ、ブログを通じて、ESD-J会員と読者で意見交換を行うことができる。

アクセス方法

「goo」トップページ(http://www.goo.ne.jp/)から「環境」をクリック、「学ぶ」のタブをクリック、「地球発ESD」をクリック

※以下のURLから直接アクセスすることも可能。
URL:http://eco.goo.ne.jp/education/esd/

【用語解説】

(*1)【ESDの10年】
「国連持続可能な開発のための教育の10年」は、持続可能な開発の実現に必要な教育への取り組みと国際協力を、積極的に推進するよう各国政府に働きかける国連のキャンペーン(2005年~2014年)。「持続可能な開発のための教育」を表す英語(Education for Sustainable Development)の頭文字をとって「ESD(イー・エス・ディー)の10年」と呼ばれる。2002年に南アフリカで開催されたヨハネスブルグサミット(持続可能な開発に関する世界首脳会議)で、日本の市民と政府が共同提案し、同年12月の第57回国連総会で実施が決議された。

お問い合わせ先

NTTレゾナント株式会社
メディア事業部
E-mail:pr@nttr.co.jp

NEWS(2008年8月)

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