手のひらに映像を表示するサイネージシステム「tenoripop」を販売開始
“感じる”をその手に!NTTアイティ
NTTアイティは、公共の空間にいる人たちに、手のひらを利用して映像(キャラクタや文字など)を提供する新しい映像表示システム「tenoripop(てのりぽっぷ)」の販売を6月から開始した。
本製品は、NTTサイバーソリューション研究所で開発した「情報を降らせるインタフェース」の技術をベースとし、手のひらで映像を受けとめ操作する新しい形のサイネージシステム。天井部に取り付けたカメラの画像により手のひらの位置を特定し、手のひらの上に乗るように映像を表示することができる。また、映像が投影された複数の手のひらを合わせると、別の新たな映像を表示する動作認識機能を有し、体験者が映像をインタラクティブに操作することが可能。
サイネージ分野はもちろん、各種イベントやパブリックスペースでの映像演出、美術館/博物館での体験展示など、さまざまなシーンでの活用が期待できる。
特長と機能
①全面映像表示機能
より多くの情報を提供する場合、体験エリア全体への映像投影が可能。
②ラッキーイベント
2つの映像を合わせると新しい映像を表示。ファンファーレやスポットライトでの演出も可能。
③スケジューリング機能
日時や時間に応じ、コンテンツの自動切り替えが可能。
④遠隔監視機能
遠隔地からシステムの動作状況の把握が可能。
図 「tenoripop」のシステム構成および利用イメージ
主な仕様
①制御用PC(Windows XP Pro)
- CPU:Core2 Duo 2.66GHz
- メモリ:2GB
- VRAM:768MB
- IEEE1394接続コネクタ
- モニタ
②カメラ(IEEE1394接続)
③液晶プロジェクタ(輝度4000ANSIルーメン)
④スピーカ(必要に応じて)
利用例
①各種イベントでのアトラクションや広告媒体
②屋内パブリックスペースにおける映像演出
③美術館/博物館などの体験展示物 など
価格
- システム販売
- 5,000,000円(税別)~
(ハードウェア、ソフトウェア、標準設置工事含む) - システムレンタル <3日間レンタルパック>
- 850,000円(税別)~
(ハードウェア、ソフトウェア、標準設置工事含む)
- *設置環境により追加工事が必要となります。
- *上記価格には、設置用造作物は含まれておりません。
- *「tenoripop」はNTTアイティの登録商標(出願中)です。
NEWS(2008年9月)
NTTグループ関連
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SIer・ベンダ
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