マルチベンダー環境における仮想化・統合化の導入支援や運用サービスにおける豊富な実績をはじめ、仮想化によるシステム統合を事前検証するため検証施設「Competency Center for VMware」、インフラ統合化のための独自ソリューション群「Pool Family」、仮想化シェアード・ホスティングサービス「Techno CUVIC」など、仮想化技術による様々なサービスを展開している伊藤忠テクノソリューションズ（CTC）は、マルチベンダー環境における仮想化・統合化の導入を支援するコンサルティングサービス「SOIDEAL」を開始した。このSOIDEALのサービス構成は次のとおりである。

・効果測定：既存のITインフラに仮想化・統合化を導入した場合の統合効果を算出する。

・方針策定：既存ITインフラを踏まえ、最適な統合手段とSOI（Service Oriented Infrastructure）の具体的な実現手順を策定する。

・設計支援：CTC独自の設計・運用ガイドラインをもとに、最適な方針・ステップを策定する。

CTCでは、数年前より「仮想化・共通ITインフラ」に特化した全社組織を立ち上げ、強みであるデータセンター、保守・運用部隊を中心とした各組織を連携させることで、顧客の課題解決をトータルにサポートしてきた。CTCは、仮想化・統合化の推進について既に多くの実績があるが、今回サービスを体系化したことで、仮想化ビジネスの一層の強化を図った。また、戦略的に取り組んでいる仮想化・共通ITインフラ分野においては、今後3年間で150億円の販売を目指していく。