ジュニパーネットワークスは、データセンターの集約およびサーバの仮想化を効率的に実現する包括的なアプローチ「データセンター・インフラストラクチャー・ソリューション」を発表した。このソリューションは、データセンターにおける初期投資を52％削減するばかりでなく、消費電力および冷却を最大44％、スペースを55％まで削減することが可能である。このソリューションによってユーザーは、運用の簡素化ばかりでなく、新規アプリケーションやサービス導入の時間を短縮することができる。

昨今、企業の成長と収益増加のために情報インフラへの依存度が益々高くなってきている。企業が競争力を保つためには、コストを最小限に抑えながら堅牢なアプリケーションとサービスを提供しなければならない。しかし、データセンターのネットワークにおいては、情報処理能力やエネルギー効率に劣るレガシーなアーキテクチャが大半を占めている。

今回発表されたジュニパーネットワークスのデータセンター・インフラストラクチャー・ソリューションは、同社の「JUNOS」ネットワークOSで一元管理されたスイッチ、ルータおよびセキュリティ製品による包括的なアプローチとして、ビジネスプロセスの統合、自動化、仮想化を実現するための信頼性が高く安全な環境を構築するソリューションである。ネットワーク運用にかかるコストと煩雑さを軽減して、ビジネスに活性化を与えるなど、データセンターにおける投資を最大限保護。エンタープライズ、サービスプロバイダ、官公庁など、運用の簡素化、迅速化、効率化を提供するネットワークアーキテクチャの構築に貢献する。