米Splunk社のログ管理ツールSplunkを国内で初めて販売開始
システム運用管理からビジネスインテリジェンスまで幅広い分野での活用が可能
NTTデータ
NTTデータは、米Splunk 社のログ管理ツールSplunkの国内初の販売代理店として、1月より販売を開始している。Splunkはシステムが出力するログを独自の技術により高速・高精度に検索・分析するツールで、システムの運用管理、セキュリティ、コンプライアンス、ビジネスインテリジェンスの各分野において稼働を大幅に削減したり、データを分析して活用したりすることが可能。
Splunkは、システムが出力するログやエラーメッセージなどあらゆる種類のデータを取り込み、さまざまな検索や分析を可能とするツール。独自の技術により、非常に柔軟な検索条件でデータ検索したり、複数システムのデータを横断的に管理したり、豊富なレポーティング機能の活用により簡易にレポートが作成できる。導入効果を以下に示す。
・多様なデータ収集方法をサポートしているため、既存システムに手を加えることなく、ログ収集、検索、アーカイブ機能を付加可能。
・複数の機器やアプリケーションから収集されたログを、一つの画面上で横断的に検索し、その結果に基づいてレポートを作成できるため、複雑なデータ監査や障害原因の分析に迅速に対応可能。
・収集したデータのフォーマットを判別して、含まれるデータ項目を自動的に抽出できるため、ビジネスインテリジェンスツールやデータベースへの入力データを作成する作業の効率を、大幅に向上可能。
NTTデータでは今後、ライセンス販売のほか、既存の大規模システムへの適用や、既存サービスと組み合わせて提供していくことで、2010年度末までに国内のログ管理ソリューション市場の10%のシェア獲得を目指すとしている。
お問い合わせ先
株式会社NTTデータ基盤システム事業本部
ソフトウェアビジネス推進室 太田
TEL:050-5546-9783
NEWS(2009年2月)
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