セキュアブレインは、企業向けSaaS（Software as a Service）型セキュリティサービス「gredセキュリティサービス」の提供を３月６日から開始する。

gredは「ウェブ解析機能」と「ファイル解析機能」の２つのサービスを提供し、「ウェブサイトの安全対策」や「マルウェアへの迅速な対応」を可能にするセキュリティサービスである。ウェブ解析機能とは、SQLインジェクション等に起因する、自社ウェブサイトの改ざんの有無を定期的に確認して、安全を継続的に確保するサービスである。対象となるサイトを登録するだけで、gredが自動で自社ウェブサイト改ざんの有無を定期的に確認する。また、閲覧者を攻撃するようなマルウェアや悪意のあるスクリプト、オンライン詐欺サイト等の不正なコンテンツを検知すると、管理者にアラートメールで通知。gredを利用しているユーザーには、自社ウェブサイトの安全を証明するウェブサイト用のシール（gred証明書）を提供する。

一方、ファイル解析機能とは、自社ネットワーク上で見つかった不審なファイルを解析して詳細なレポートを素早く生成して、「新種のマルウェア」や「標的型攻撃」による被害拡大を防止するサービスである。ユーザーが不審なファイルをアップロードすると、gredが自動で解析を開始し、レポートを生成。解析したファイルがマルウェアだった場合には、駆除ツールも提供する。

サービスの提供価格は、月額31,500円から。また、gredのトライアル版が無償で提供されている。詳細は以下のURLを参照。
http://www.securebrain.co.jp/products/gred/index.html