NTTグループのソリューションガイド

ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

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大量データの検索処理性能を画期的に向上させる「HP Oracle Exadata Storage Server」をベースとしたDWHソリューションの共同展開

NTTデータ/NTTデータ先端技術

NTTデータ、NTTデータ先端技術と、日本オラクルは、日本オラクルが2009年の1月20日に国内提供を発表した「HP Oracle Exadata Storage Server」をベースにデータウェアハウス(Data Warehouse 以下、DWH)市場でのソリューションを3社共同で展開すると発表した。

近年、企業内の業務システムなどに蓄積される膨大な情報を分析・加工して、企業の意思決定に活用するDWHやビジネスインテリジェンス(Business Intelligence 以下、BI)のニーズが高まっている。その一方で、DWHで取扱うデータ量は増加の一途を辿っており、大規模なデータを高速に処理するDWHアプライアンス製品が新たな方向性の一つとして注目されている。そこで、データベースサーバとストレージの間のデータ転送量を削減する機能を備え、データウェアハウス検索性能や大量データを扱うバッチ処理性能の飛躍的な向上が見込める高性能DWHシステム「HP Oracle Database Machine」及びデータ処理性能を高速化するストレージ「HP Oracle Exadata Storage Server」で構成するDWHアプライアンス製品ファミリー「Oracle Exadata」の機能・性能検証を共同で行うこととなった。

機能・性能検証

今回、日本オラクルが、NTTデータに提供する「HP Oracle Exadata Storage Server」は、国内初期出荷の一つとなり、NTTデータとNTTデータ先端技術では他社に先駆けて性能・機能検証を行う。なお、NTTデータでは、DWH構築やBIツールの導入を検討しているお客様に、機能・性能検証や実データを用いたデモを行うことで、システム構築前後のギャップを解消し、最適なBIシステムの導入を支援する「データウェアハウス/ビジネスインテリジェンス・ラボ」サービスを提供している(図1参照)。

実施フローとサービスメニュー
図1 実施フローとサービスメニュー

サービスメニュー

NTTデータとNTTデータ先端技術、日本オラクル社の3社は、本格的なソリューション展開に先立ち、「データウェアハウス/ビジネスインテリジェンス・ラボ」での機能・性能検証が完了後、以下のサービス提供を予定している。

(1)「HP Oracle Exadata Storage Server」を用いたDWHシステムの構成の検討支援

ユーザー企業の要求レベルに合わせた「HP Oracle Exadata Storage Server」を用いたDWHシステムの構成についての検討を支援。

(2)「HP Oracle Exadata Storage Server」を用いたBIシステムのデモ構築

ユーザー企業の実データを用いて同製品によるデモを構築。さまざまなBIツール(OLAP、データマイニングなど)と組み合わせた上で、同製品の性能を確認できる。分析目的に適したデータモデルを定義。

(3)「HP Oracle Exadata Storage Server」を用いた分析コンサルティング

大規模データを活用することで実現可能な分析を中心とすることで、KPI管理や業務の「見える化」による経営課題の洗い出しや原因分析などを行うコンサルティングを実施。

お問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
TEL:03-5546-8051
NTTデータ先端技術株式会社
TEL:03-3534-4800
日本オラクル株式会社
広報部
TEL:03-6834-4833

NEWS(2009年3月)

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