人と車両を同時に管理可能な入出庫管理システム「MobilityLIVE®/RFID Ver2.0」を販売開始
NTTソフトウェア
NTTソフトウェア株式会社は、車両の入出庫管理と共に乗務員など車両を操作する“人”の入退場管理も可能とする入出庫管理システム「MobilityLIVE/RFID Ver2.0」(=モビリティライブ/アールエフアイディー)を2009年2月26日より販売開始した。本機能の実装により、人と車両の一元管理、乗務記録の自動収集を実現し、経営の効率化・迅速化・正確性を高めることが可能となる。
図1 MobilityLIVE/RFID Ver2.0の全体イメージ
背景と課題
現在の運輸・物流業界においては、経営効率化・コスト削減のために車両などの機械的な部分の管理をシステム化している企業は増えてきているが、乗務員などの人的な部分の管理については、乗務員が入退場記録作成~基幹システムへデータ入力するなど、手作業による管理がまだ主流となっている。
①乗務員の手作業に依存しているため、記入ミス/転記ミスなど正確性に欠けることが多い。
②車両の管理と乗務員の管理が別々のため、トータルな運行記録作成に作業時間がかかる。
③物流拠点が複数ある場合などには、管理者が全物流拠点の一元的な情報収集を行うことが困難であり、また運行計画の変更発生時などには迅速な対応が取れない。
今回販売開始する「Mobility LIVE/RFID Ver2.0」では、これらの対策として以下のような機能を提供する。
実現できる機能等
①正確・迅速な情報管理を実現
入退場記録の情報は、システムへ自動的に集積されるため、手作業では発生しがちな記入ミス/転記ミスなどを防止。正確・迅速な情報管理の仕組みが実現できる。
②人と車両に付与したアクティブタグの情報を紐付け(グループ化機能)することにより運行記録の一元管理が可能。
例えばバス業界におけるバス車両と乗務員、運送業界におけるトラック車両と運転手などをグループ化して一元管理することにより、運行記録の作成時間を大幅に短縮できる。
③リアルタイムで一元的な情報管理を実現
人と車両に付与したアクティブタグの情報と、WEBブラウザを用いた管理画面を利用することで、複数の物流拠点における運行情報も一箇所の管理者用画面からリアルタイムに一元管理。それにより運行情報などを電子データ情報として利用可能なため、基幹システムなどとの連携も容易に実現できるようになり、運行計画変更などにも迅速・柔軟に対応することができる。
システム構築までのコンサルティング
NTTソフトウェアではシステム構築を検討されている顧客に対し、システム導入のメリットや適用方法・範囲などに関してデモセット等を用いて説明を行う。また導入予定地におけるアンテナ位置/アンテナ感度/電界強度などの各種調査を事前に行うことで、顧客の状況に応じた提案を実施している。
お問い合わせ先
NTTソフトウェア株式会社RFIDソリューション販売担当
木下/三浦
TEL:045-212-7529
製品URL:http://www.ntts.co.jp/products/mobilitylive_rfid/
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