クラウド時代の企業データセンターに向けた「EMC Virtual Matrixアークテクチャ」を発表
EMCジャパン
EMCジャパンは、クラウド時代に向けた画期的な新アーキテクチャ「EMC Virtual Matrix」と、このアーキテクチャを採用した初のストレージシステム「EMC Symmetrix V-Max」を発表した。
EMC Virtual Matrixアーキテクチャは、システムの容量を数百ペタバイト、IOPS(1秒あたりの入力/出力)を数千万までに拡張することができるアーキテクチャである。また、仮想データセンター間の垣根を越えて、数十万台のVMwareおよびその他の仮想サーバを、単一のストレージインフラストラクチャでサポートできる画期的なアーキテクチャである。業界標準のコンポーネントとSymmetrix独自の機能を組み合わせることによりストレージの物理的な制約を排除し、ストレージ管理を容易にする自動化も実現した。
一方Symmetrix V-Maxは、EMC Virtual Matrixアーキテクチャの採用や、強化された「Symmetrix V-Maxエンジン」により、仮想データセンター向けに求められる、高い拡張性とパフォーマンスと自動管理機能の強化を実現したストレージシステムである。なお、Symmetrix V-Maxは、EMCの早期採用プログラムの一環として、EMCの最先端のデータセンターを含め、世界最大級のデータセンター数ヶ所に、30台以上がすでに出荷されている。
またEMCは、画期的な自動化テクノロジーである「FAST」も発表した。これは、Virtual Matrixアーキテクチャのこれまでにないデータ再配置機能を活用することで、ビジネスポリシー、予測モデル、リアルタイムアクセスのパターンに基づいて、多数のストレージ階層にわたるデータ移動を自動化するものである。
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