ジュニパーネットワークスは、分散型企業向けソリューション「スマート・ネットワーク」と、同ソリューションを構成する新製品群を発表した。スマート・ネットワークとは、同社のネットワークセキュリティ管理ソリューション「Network and Security Manager」、「JUNOSソフトウェア」、サービスゲートウェイ「SRXシリーズ」の新製品、イーサネットスイッチ「EXシリーズ」の新製品ラインで構成される。また、今回発表した製品群のうち、SRXシリーズの「SRX240」は、同クラスの競合製品に比べて半分のコストで５倍のセキュリティパフォーマンスを提供。またEXシリーズは、同クラスの競合製品に比べ低価格でエンタープライズクラスのギガビット・アクセスの接続性を提供する。

ジュニパーネットワークスは、今回の発表にあたり、「スマート・ネットワークは、従来のネットワークに見られる制約やコスト構造を脱したITサービスを提供する企業の取り組みにとって不可欠なものです。レガシー・ネットワークでは、拡大や修正によって専用アプライアンスが増加し、その結果、OS、ネットワークレイヤー、管理アプリケーションの数も増大、ネットワークが複雑化することでコスト増にもつながります。当社のスマート・ネットワークは、集中管理と統合セキュリティに加え、一貫性のある単一ソースのネットワークOSを兼ね備えており、企業のIT部門が、全拠点の従業員に対して本社と同様の高パフォーマンスを拡張できるように設計された、業界初の統合マルチサービス・ネットワーク・インフラストラクチャを提供します」と語っている。