NTTアイティは、PCや通信カードなどのハードウェア固有情報による端末認証技術を開発。専用USBキーを用いて接続認証を行うマジックコネクトに加えて、新たに端末情報により接続認証を行う「端末認証型マジックコネクト」のシステム製品の販売を開始した。

本製品には、新型インフルエンザのパンデミックが発生した場合、保守契約を締結しているユーザー企業に対して、全社員数分の期間限定アカウントを無償で提供するライセンスが標準で付加されている。これによりパンデミック時には全社員が自宅からテレワークにより業務を遂行できる。

また、本製品をPCやシンクライアント、通信カードなどに組み込んで製品化するパートナー企業も募集している。

特徴

①アカウントIDとパスワードに加え、使用する端末の固有情報と端末に保存した証明書を用いるため安全性が高い。

②専用USBキーを使用するマジックコネクトのシステム製品ユーザーにオプションとして提供。USBキー型と端末認証型、両方のマジックコネクトが利用できる。

③システム製品の保守契約を締結しているユーザー企業に対し、パンデミック時に全社員数分の期間限定アカウントを無償で提供。新たなコストをかけずにテレワークによる事業継続が可能となる。

④PCやシンクライアント、通信カードなどに組み込むことで、簡単にリモートアクセス機能を付与できるため製品やサービスの付加価値が向上する。

提供形態＜システム製品＞

自社専用の中継管理サーバを設置されるお客様向けの製品。

参考実勢価格：

約700万円（サーバハード、設置調整費、消費税は別途）

構成内容：

• 端末認証型のアカウントライセンス×100
• ＮＤＬエディションのサーバライセンス×１
• 初年度ソフト保守費×１

利用例

• （1）パンデミック時の事業継続
• （2）出張先、自宅などからのモバイルワークやテレワーク
• （3）納品したシステムの遠隔保守、遠隔操作　など