NTTアドバンステクノロジ（以下：NTT-AT）は、ネットワーク機器・システムの検証や運用を自動化して稼働などのコスト削減や品質を向上するためのサポートを、検討段階のコンサルティングから導入後のメンテナンスまで包括して利用できる「検証／運用自動化ソリューション」の提供を開始した。

これまで、検証および運用作業の自動化を検討する際に、導入効果が事前に確認できないため、自動化によるコスト削減が期待できるにも関わらず、なかなか導入に踏み切れないケースが数多く存在していた。また、自動化した場合でも、自動化の対象や手法によっては準備に稼動が掛かってしまい、結果として作業コストが手作業の時と変わらなかったり、悪くすると手作業よりもコスト高になることもあった。

この度、それらの不安・課題を払拭するため、提供を開始したNTT-ATの「検証／運用自動化ソリューション」は、①本格導入前に自動化ツールの導入効果が確認できるため、投資効果を確認してから本格導入へ移行できる、②ＮＴＴグループの検証作業で実績を積んだスタッフが、お客様の検証／運用作業や環境を分析し、最も効果的な自動化手法を提案するので、無駄なく着実にコスト削減が図れ、システム検証／運用の品質向上も実現できる、というメリットがある。

例えば、本ソリューションをネットワーク機器の機能検証へ適用した場合、検証試験に掛かる稼動を従来の方法の約1/4まで短縮できることが実証された。

導入効果

・検証／運用作業の稼動を削減

Ａ社：手動で４人必要だった検証作業を１人に削減（実証値）

・検証時間の短縮

検証時間を、Ｂ社：約３分の１に短縮、Ｃ社：約40分の１に時間短縮（実証値）

・誤操作防止および検証／運用手順の合否判定の信頼性が向上

試験手順だけでなく合否判定もツールで行うため、正確な判定が可能

・検証環境管理の省力化

過負荷試験機や接続（レイヤ１スイッチ）など試験環境の設定も自動化が可能

・再現試験や、試験担当者間での情報共有が容易

試験手順や結果がファイルで残せるため、再現試験や情報共有が容易

価格

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