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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

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企業向けLinux OSの最新版「Red Hat Enterprise Linux 5.4」の提供を開始

~仮想化機能「KVM」をOSに統合、レッドハットの仮想化戦略の基盤を提供~

レッドハット

レッドハットは、Linux OSの最新版「Red Hat Enterprise Linux 5.4(RHEL 5.4)」の提供を開始する。RHEL 5.4の第一の特徴は、仮想化機能として「KVM(Kernel-based Virtual Machine)」をOSに統合したことである。レッドハットでは、KVMを正式にサポートするRHEL 5.4を、今後の同社の仮想化戦略「Red Hat Enterprise Virtualization」の基盤として考えている。RHEL 5.4の主な新機能は次のとおり

◆Linuxカーネルにハイパーバイザの機能を追加するKVMをサポート。KVMは、カーネルの機能として仮想化環境が提供されるオープンソースの仮想化技術である。

◆SR-IOV(Single Root I/O Virtualization)やNPIV、VT-d等とのハードウェア仮想化機能の対応を強化して、仮想化のオーバヘッドを減らし性能を向上。

◆10ギガビットイーサネットカードの新しいドライバを提供。GRO(Generic Receive Offload)によりネットワーク性能が向上。また、イーサネット上のファイバチャネルプロトコル(FCoE:FibreChannel over Ethernet)もサポート。

◆BlktraceによりブロックIOレイヤーでのトレース機構を提供。またI/O accountingにより、プロセスごとの実際のIOのアカウンティングが可能になった。

◆OpenHPI、OpenIPMI、SBLIMなどリモートのシステム管理のためのエージェントをアップデートした。

お問い合わせ先

レッドハット
TEL:03-5798-8552

NEWS(2009年10月)

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