パンデミック対策にも有効な在宅勤務ソリューション「WarpDesk」の販売開始
~自宅PCからCD-ROM起動で、オフィスと同様に業務遂行~NTTアドバンステクノロジ
NTTアドバンステクノロジ(以下:NTT-AT)は、CD-ROMから起動するだけで、オフィスにいるのと変わらずに業務が行える在宅勤務ソリューション「WarpDesk(ワープデスク)」の販売を10月1日より開始した。
「WarpDesk」は、起動PC側のハードディスクを一時的に無効化するため、自宅などオフィス外のPCに機密情報は一切残らず、セキュリティ対策も万全である。簡単・低コストで実施でき、新型インフルエンザなどのパンデミック対策にも有効である。
BCPの有効手段であるICTを活用した在宅勤務
今夏の日本経団連の新型インフルエンザ対策に関するアンケート調査によれば、今後一年間にBCP(事業継続計画)の策定・整備を重点的に取り組む予定の企業が多いという。ICTを活用した情報共有・在宅勤務の仕組みがBCPに対して有効であることも認められてきている。
このような状況を踏まえ、NTT-ATでは自宅PCからインターネット経由で、出社時と同様に業務を遂行できる在宅勤務ソリューション「WarpDesk」の提供を開始した。
「WarpDesk」は、専用OSおよびドライバ、クライアントソフトウェアを組み込んだCD-ROMデバイスである。自宅などのPCを安全なシンクライアント端末としてオフィスのネットワークに接続することができる。その際、起動PC側のハードディスクやOSを使用しないため、万が一、起動PCがウィルスに感染していた場合でも社内システムへのウイルス感染は防げる。また、操作したデータを起動PCには残さないため、情報漏洩などの心配をすることなく、安心してオフィスと同じ作業が行える。
「WarpDesk」の特長
1. CD-ROMにすべての機能を実装
Linuxをベースとした専用OS、ドライバ、クライアントソフトウェアを組み込んだCD-ROMデバイスでの提供。
在宅勤務候補者それぞれにCD-ROMを用意、必要になった社員(会社が許可した社員)にだけアクティベートするため、経済的に運用可能。
2. 堅牢な128bitの暗号化とリモート接続まで60秒
独自開発の専用OSは、128bitの暗号化で通信の秘匿性を確保。
スタートアップも迅速で、リモート接続完了まで60秒と、急ぎの作業にもストレスなく対応可能。
3. ハードディスクレス構成で高い安全性
起動側PCのハードディスクを一時的に無効化し、データを蓄積できないハードディスクレス構成のため、情報漏洩や社内システムのウイルス感染の心配は不要。
4. 自宅側設備をそのまま利用
普段、自宅で使用しているPCやネットワーク環境をそのまま利用できるため、追加設備が最小限に抑えられ、運用・管理も容易でシステム管理者の負担が軽い。
管理者用には、生体認証(指紋)を組み込み、無線LAN機能やICタグなどに対応したカスタマイズ可能なUSBメモリ版の「WarpDesk Plus」を提供している。
価格(最小購入数20名分)
- 【初期費用】計441,000円
- ・管理者用WarpDesk Plus 41,000円
・在宅勤務者用WarpDesk 100,000円(5,000円×20名分)
・セキュリティゲートウェイ 300,000円 - 【ランニング費用】
- ・36,000円/月(使用しない時は無料)
- 【保守費用】
- ・34,000円/年
※11月末申込分まで、キャンペーン価格で在宅勤務者用WarpDesk(5,000円→3,000円)を提供している。
お問い合わせ先
NTTアドバンステクノロジ株式会社ネットワークソリューション事業本部
応用NIビジネスユニット
TEL:03-6384-0291
E-mail:warpdesk@ntt-at.co.jp
NEWS(2009年11月)
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