標準仕様に準拠したソフトウェアで初のLTEハンドオーバー試験を実施
~連続接続を可能にする主要機能の試験成功により、LTEを事業化に向けて前進~ノキア シーメンス ネットワークス
ノキア シーメンス ネットワークス(NSN)は、既に商品化されている基地局と、標準仕様に完全準拠したソフトウェアを使用した世界初のLTEハンドオーバー試験を実施し、LTEハンドオーバー手順がNSNのFlexi Multiradio基地局と、LTE試験端末によって正確に処理されることを検証した。
ハンドオーバーは移動無線技術の主要機能の1つである。今回のLTEハンドオーバー試験は、初めて3GPP(LTEの標準化団体)が2009年3月に発表したLTEの標準仕様に完全準拠して実施された。この最初の試験では、NSNの定評あるFlexi Multiradio基地局のLTEセル間でハンドオーバーが行われた。ハンドオーバーのサポートは、ユーザーが移動中の場合など、移動通話の処理が、ある移動セルから別の移動セルに切り替わる際にシームレスな接続を可能にするために必要だ。
ハンドオーバーのサポート検証は、既にFlexi NGやFlexi NSなど、LTEコア・ネットワーク向けEvolved Packet Coreソリューションについては実施済みであり、今回の試験は、それをさらに発展させる形で実施された。標準仕様に準拠したLTEネットワーク製品および端末が整っていることは、ネットワークの商用運用開始のための、また、ユーザーに様々なベンダーのLTE機器からの選択を可能にするための前提条件となる。
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NEWS(2009年12月)
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