「RFID来場者動線分析サービス」の提供開始について
~イベント会場などでの来場者動線を自動収集し、CS向上や営業活動を支援~NTTコムウェア
NTTコムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:杉本 迪雄、以下 NTTコムウェア)は、10月より、「RFID来場者動線分析サービス」の提供を開始した。凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立 直樹)との販売協力のもと、セミナーやイベントの出展企業様向けに営業展開していく。
「RFID来場者動線分析サービス」は、RFIDを利用し、イベント会場などでの来場者の動線や滞留状況を自動収集、来場者の傾向分析のためのレポートを提供するサービス。効果的かつ売上に直結する販売促進活動が重視される傾向にある中、自社が出展するイベントやセミナーを、知名度向上や顧客接点の創造だけではなく、来場者の関心の把握や、より効果的な販売促進・営業活動へつなげる機会としたいという要望が企業から寄せられていた。
NTTコムウェアでは、RFID導入の豊富な実績を活用し、来場者の傾向分析を支援するレポートを提供することで、さらに顧客満足度の高い提案やマーケティング・営業活動を支援していく。
サービス概要
イベント会場などで、来場者にセミアクティブタグ(*)を携行してもらうことで、会場に設置したRFID機器が、入退場時間記録や、ポイントごとの滞留時間の記録データを自動的に収集する。今までは難しかった来場者ごとの各製品に対する関心度を定量化し、顧客満足度の高い営業活動を支援するレポートを提供する。来場者に、入退場の都度、ICカードをかざすといった負担をかけることなく、信頼性の高いデータを収集できることが特徴。また、RFID導入にありがちな煩雑で時間のかかる設置調整が不要で、期間限定イベントなどでの利用に適しており、オールインワンで、1日からでも利用が可能だ。
◆サービスに含まれる内容
- 会場に合わせた機器配置などの設計
- システムの事前設定
- RFID機器類の設置調整
- RFIDタグレンタル
- レポート作成
- 名刺情報入力作業(オプション)
- ※受付業務、レポートを使用したマーケティング分析などの作業は本サービスに含まれておりません。
◆サービス利用価格(参考価格・税込)
- 会期1日・来場予定者数500人以下・1会場(入退場口が1つ)の場合:約94万円
- 会期2日・来場予定者数1000人以下・2会場(入退場口が2つ)の場合:約132万円
- ※イベントの規模に応じて割安となる価格体系。詳細はお問い合わせ下さい。
- ※参考価格にはオプションは含まれておりません。
- ※交通費などの派遣費用は別途必要です。(イベント開催地が東京都23区内、および首都圏の政令指定都市内である場合を除く)
導入企業様のメリット
◆効果的な営業活動
来場者の会場内動線を把握することで、来場者ごとの関心の高いコンテンツを把握し、セミナーやイベントのフォロー活動を効果的に行うことが可能。
◆イベントの定量的な効果測定
セミナーごとの来場者数や滞留時間など、セミナーやイベントの効果を定量的に把握することができ、フィードバックに役立てることが可能。
今後の展開
イベント運営受託企業、広告代理店、会場管理会社などを通じ、セミナーやイベントなどでの利用展開を図っていく。
【用語解説】
- *セミアクティブタグ:
- トリガーエリアに入った際に電波を発信し、タグIDとエリアIDを認識できる仕組みのRFIDタグ。アクティブタグと比較して 電池消耗を抑えることが可能で、ICカードのようにデータ取得の際にかざす必要がないのが特徴。マラソンや自転車競技などの高精度なタイム計測に使用されているほか、NTTコムウェアでも3万人規模の入退室管理などに採用している。
- ※記載されている会社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。
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