NTTグループのソリューションガイド

ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション
~実践で活躍できる人材育成を目指す~

技術プロフェッショナルによる人材育成部門「ソフト道場」を設立

NTTソフトウェア

NTTソフトウェア株式会社は、平成21年7月より社内の技術プロフェッショナル講師による実践訓練専門の人材育成部門「ソフト道場」を設立し、大きな成果をあげている。

写真1 ソフト道場の橋本館長
写真1 ソフト道場の橋本館長

背景

近年のソフトウェア開発は、短納期、低価格化が進み、以前のように内製で技術を磨く時間が極端に少なくなっており、実務でのプログラミング経験を持たない若手社員が出て来ている現実に危機感を抱いた。また、案件の大型化に伴い、ソフトウェア開発のみならず、インフラ構築を含めた案件全体をコントロールできる視野の広い人材育成が必要であった。

実践にこだわった指導内容

ソフト道場では、座学中心の研修ではなく、新たに構築したラボ環境を使った、実践中心のカリキュラムを実施している。

研修内容は、「サーバ構築」「仮想化」「データベース」「プログラミング」「開発フレームワーク」「テストフレームワーク」「Webデザイン」に至る、様々な実践カリキュラムを揃えており、社内のプロフェッショナル講師が指導を行っている。

講師は自社および子会社に拘っており、これは社内のプロフェッショナル人材による、次の世代への技術伝承の場としても、ソフト道場を機能させる狙いがあるからだ。

また、ラボ環境を社内各組織の次期ビジネスにつながる技術検証・技術者育成の場としても開放しており、新製品や新ソリューションの企画・開発活性化も狙っている。

写真2 実践的な少数精鋭の指導方式
写真2 実践的な少数精鋭の指導方式

効果

初年度で未だ規模は大きくないが、タイムリーな製品検証や技術者育成可能な環境が出来た事により、製品開発活性化への効果が出始めているという。

さらに、道場研修を通じてプロフェッショナル講師陣と受講者とのつながりができ、組織を超えた技術交流活性化への効果も出ていると言う。

写真3 プロフェッショナル講師陣
写真3 プロフェッショナル講師陣

今後の展開

道場研修者数の増加やカリキュラムの充実のために、ラボ環境を拡大し、IPネットワークの実践訓練を追加すると共に、新人研修にも実践訓練を取り入れ、更なる技術レベルの底上げを狙う計画である。 

お問い合わせ先

NTTソフトウェア株式会社
コーポレートコミュニケーション推進部門
TEL:03-5782-7041

NEWS(2010年2月)

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