ネットワーク・ソリューションプロバイダのネットマークスは、バーチャルインスツルメンツ社と販売代理店契約を締結し、日本国内におけるデータセンタのストレージ投資最適化に関するコンサルテーションサービスの提供を開始した。

バーチャルインスツルメンツ社は「バーチャルウィズダム」と呼ばれる各種の管理ツールを開発、SAN環境可視化を実現・最適化するビジネスを行っており、 データセンタにおけるストレージ関連のダウンタイムの大幅な短縮、SANネットワークやストレージ再配置による経費・固定資産の大幅な削減を可能としている。また、これらのコスト削減は間接的に電力消費の低減に繋がり、エコデータセンタの構築にも貢献できる。バーチャルウィズダムは、ファイバチャネルデータトラフィック収集を目的とするハードウェアと解析ソフトウェアからなり、これらのツールはデータセンタ機器に全く影響を与えることなく、SANトラフィックに加えSANスイッチや仮想化OSの管理データをリアルタイムに収集し、また 統計データとして表示することが可能である。

ネットマークスはこれらのデータを解析し、システムの最適化を進める。また解析は遠隔地で行うことも可能で、この点も含め数多くのサービスメニューを用意している。ネットマークスでは長年培ったSAN構築技術を活かし、社内に特別編成のチームを組織化する予定。