NTTグループのソリューションガイド

ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

クラウド向けアプリケーションを効率的に開発する方式を実現

~設計から運用まで一貫性のある構築方式を実現~

NEC

NECは、クラウド向けアプリケーションにおける要求、設計、実装、運用の情報を一元的に管理することで、一貫した構築を実現する方式を確立した。本方式は、クラウド向けアプリケーションを開発者の環境において要求に応じて構成を設計し、プロトタイプを作成して動作検証を行い、実際の動作環境で実行するものである。設計から運用までの一連のライフサイクルで生成された情報を蓄積・活用できるので、クラウドサービスを提供する事業者は、アプリケーション構築を効率化し、その後の改善が容易になる。

本方式の特長は次のとおり。

◆要求~運用の各フェーズの情報を効率的に共有:アプリケーションの開発から実行までの一連のライフサイクルを統合管理し、蓄積する方式を開発。アプリケーションの実行段階の設計・開発段階の情報を可視化して、振り返ることを可能にした。

◆開発者のローカル環境でアプリケーションの設計・実装・評価・検証を実行:ユーザーの実現したい機能と性能・拡張性等の非機能をモデル化して、このモデルを利用したアプリケーション設計方法を開発。この方法で開発したアプリケーションのプロトタイプの動作を開発者のローカル環境で実現。従来は実際のクラウド環境でしか行なえなかったアプリケーションの検証や評価を開発者の手元で行えるので、開発効率が向上された。

お問い合わせ先

●NEC
URL:http://www.nec.co.jp/contact/

NEWS(2010年8月)

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