ジェイズ・コミュニケーションは、米国Cisco Systems社開発のウェブセキュリティアプライアンス「Cisco IronPort S370」、「Cisco IronPort S670」の販売を開始した。

ウェブサイトを閲覧していると、開くつもりのないリンクを間違えてクリックしたり、検索結果だけを見て特定のウェブサイトを参照したりするなど、うっかり予期しないページを参照することでフィッシングサイトやアドウエア・スパイウエアなどを読み込んでしまうことがある。従来、これら悪性コードへの対策はさまざまなソリューションを組みあわせて行われることが多かった。

本アプライアンスは、レイヤ4トラフィックモニタ機能、URLフィルタ機能、ウェブレピュテーションフィルタ機能、アンチマルウエア機能、ウェブプロキシ・キャッシュ機能、HTTPS通信の復号化機能、DLP機能、ポリシーマネジメント機能を１台で提供できるアプライアンスである。HTTP/HTTPS双方に対応し、オフィス・キャンパスにおけるウェブアクセスを安心して行える環境を実現する。小規模から大規模までさまざまなレンジに対応できる製品となっており、さまざまなウェブセキュリティ機能をアクセスポリシーとして柔軟に組みあわせて適用できる。