伊藤忠テクノソリューションズ（CTC）は、同社のパブリッククラウドサービス「TechnoCUVIC Pro」に、トレンドマイクロ社の総合サーバセキュリティソリューション「Trend Micro Deep Security」を利用したセキュリティサービスを追加した。

CTCでは、2008年からパブリッククラウドサービス「Techno CUVIC」の提供を開始し、2009年９月からは、パブリッククラウドの上のOSやミドルウェアの構築や運用を行うTechnoCUVIC Proを提供している。今回、TechnoCUVIC Proに追加されたセキュリティサービスは、Trend Micro Deep Securityを活用して、仮想環境上のOSやミドルウェア、Webアプリケーションのセキュリティ対策の環境を提供するものである。クラウド型のサービスなのでユーザー側のシステムに新たなシステム投資の必要がなく、実施したいサーバ数に応じて料金が設定されるので、短期間かつ低コストでの利用が可能だ。Trend Micro Deep Securityは、サーバのセキュリティに求められるIDS/IPS、Webアプリケーションプロテクション、ファイアウォール、改竄検知、セキュリティログ監視を実装した総合サーバセキュリティソリューションである。OSやアプリケーションなどの脆弱性を狙った攻撃や、SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティング（XSS）による攻撃からサーバを保護することができる。