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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

廉価版インテリジェントトラックPDUを発表

~キロワット時単位の消費電力実測機能を搭載~

ラリタン・ジャパン

ラリタン・ジャパンは、数々のテクノロジー賞を受賞した電力管理ソフトウェアPower IQの最新バージョンPower IQ 2.0を発表した。新バージョンでは、電力・冷却リソースをパフォーマンスに妥協することなく有効に利用するため、サーバラックの環境条件把握をサポートする機能に大幅な改良を施している。日本語を含む多国語対応版は、2010年12月頃に販売開始予定。

Power IQ 2.0は、データセンタの上限温度の推奨値を摂氏27℃とする米国暖房冷凍空調工業会のガイドラインを含む業界ガイドラインに基づいてラック温度を監視する温度分析機能を搭載した。データセンタやラボがこれらの推奨値の範囲内にあるかどうか、これらの新しい推奨値に適合するように温度を上昇させることでどれほど多くの電力を節約できる可能性があるかなどの情報をユーザーに提供する。また、温度が上限を超えた場合はユーザーに警報を発し、長期的な傾向を示すチャートも提示する。そのほか、十分に活用されていないWindowsまたはLinuxサーバへの電源供給を通常のサーバ操作と同じように遮断するグレースフルシャットダウンの機能も搭載した。

また、Power IQ 2.0独自のエージェントレスアプローチによって、あらゆるラック用電源タップ(PDU)に接続されたサーバの電源に対してグレースフルシャットダウンと起動が可能になる。

お問い合わせ先

●ラリタン・ジャパン
TEL:03-5795-3170

NEWS(2010年11月)

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