世界最速の統合脅威管理セキュリティおよびスイッチング ブレードを発表
フォーティネットジャパン
UTM(統合脅威管理)市場のリーディングベンダーであるフォーティネットは、FortiGate-5000シリーズ アプライアンス ファミリーの最新フラグシップとなる「高速セキュリティブレード」と「高性能ネットワークスイッチングブレード」を発表した。その両製品を組み合わせることで、SaaSとIaaSの両環境を含めたダイナミックなマルチテナント大規模エンタープライズネットワークインフラや、携帯電話/スマートフォン/モバイル端末からのショートパケットアクセスによる大量トラフィック処理における高速ファイアウォール性能と大量の同時セッション数を要求するサービスプロバイダーネットワークに最適なネットワークセキュリティ機能を提供する。
新しいFortiGate-5001Bは、様々なクリティカルセキュリティサービスとネイティブ10ギガビット イーサネット(GbE)サポートを統合した、FortiGate-5000シャーシベースプラットフォーム用の高性能セキュリティブレードである。極めて高速な最大40 Gbpsのファイアウォールスループットと最大17GbpsのVPN(仮想プライベートネットワーク)スループットを発揮するFortiGate-5001Bには、ATCA(Advanced Telecom Computing Architecture) 規格準拠のコンパクトなブレードフォームファクタに重要なセキュリティ機能が統合されている。その機能として、ファイアウォール、VPN、アプリケーション制御、不正侵入防御、アンチウイルス、アンチマルウェア、アンチスパム、Webコンテンツフィルタリングなどがある。これらのセキュリティサービスのパフォーマンスを最適化するために、FortiGate-5001Bセキュリティブレードには最新のIntel4コアCPUと2つのFortinet FortiASIC NP4ネットワークプロセッサチップが統合されている。これは、フォーティネットの第4世代のATCA準拠ソリューションである。第1世代は2004年に出荷されたATCAシャーシベースFortiGate-5001SXおよびFortiSwitch-5003。第2世代のATCA準拠アプライアンスは2006年のFortiGate-5005FA2とFortiController-5208、また第3世代は2008年のFortiGate-5001AとFortiSwitch-5003A。フォーティネットはテレコム業界で常に先駆けとなるイノベーションを達成してきたが、その新たな一ページを飾るのがFortiGateによるNEBSレベル3規格の認定取得である。この規格は、大手通信事業者の本社でキャリア向け機器を運用する際の要件となる。
FortiGate-5000シリーズシャーシのバックプレーン ファブリックに10-GbEスイッチング機能を提供する新しいFortiSwitch-5003Bスイッチングブレードは、極めて低いレイテンシで動作できるため、帯域消費がますます激しくなっているデータセンターで必要な複合脅威セキュリティのパフォーマンスを最大化することが可能だ。大規模エンタープライズ、モバイル通信事業者、マネージドサービスプロバイダーを対象に設計されているフォーティネットの新製品は、様々なセキュリティ サービスの統合とネットワークインフラの簡素化を実現することで、パフォーマンスの多大な向上、複合脅威プロテクションの劇的な強化、および運用コストの大幅な削減を可能にした。なおFortiGate-5001BをFortiGate-5140シャーシに装着した場合、通信事業者やマネージドセキュリティサービスプロバイダーの環境において最大480Gbpsのファイアウォールスループットパフォーマンスを発揮することができ、業界最速のブレードシステムとなる。
NEWS(2011年4月)
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