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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

PDF文書ソリューション向け電子証明書発行サービスを提供開始

~複雑な設定変更を行うことなく真正性を確認~

日本ベリサイン

日本ベリサインは、新サービスとなる「Site Care FREE for VeriSign」の無償提供と「EV SSL証明書 日本語団体名対応」の提供を開始したことを発表した。これらのサービスは、今回リニューアルしたベリサインの証明書購入サイト「ストアフロント」から申し込みできる。リニューアルの概要はそれぞれ以下の通り。

日本ベリサインは、PDF文書作成にあたり、その作成者の実在性、作成日時の真正性及び文書が改ざんされていないことを、文書の受け取り手が、複雑な設定変更を行うことなく確認することができるPDF電子署名用電子証明書が発行可能な「ベリサイン マネージドPKI for Adobe CDS」を発表した。

このサービスは「ベリサイン マネージドPKI」のオプションで、製品出荷は6月を予定している。

一般の電子証明書でPDF文書へ電子署名を付与しても、PDF文書の受け取り手が手動でAdobe Readerの設定変更を行わない限り、「署名の安全性は不明です」と表示されてしまい、かえって疑わしい文書であるかのような印象を与えることがある。この問題に対して、ITに詳しくない担当者でも、Adobe Readerがインストールされていれば、「誰が」「いつ」作成した電子文書であるかを、PDF文章を開くだけで確認することができるのが、本サービスである。

本サービスでは、PDF文書の受け取り手がAdobe Readerをインストール後、その設定をいっさい変更することなしに、対象文章を開くと自動でPDF文書の電子署名検証が行われ、「信頼できる(Trusted)」状態となる。また、PDF文書を作成する側においても、電子署名を行う際に、本サービスからの証明書を取得するだけで、電子署名を行うタイムスタンプを自動的に付与できる。

お問い合わせ先

●日本ベリサイン
Tel:03-3271-7011

NEWS(2011年5月)

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