ミッドレンジ・ストレージ・システムのリーディング・プロバイダーである米国ネクサン社は、ミッドレンジ・ストレージ・システム「ネクサンE-シリーズ」を発表した。この新しいE-シリーズは、同社のFlexible Storage Platformを進化させ、業界トップレベルの高密度と低消費電力を実現している。

本製品は、E18、E60、E60Xの３製品。E-シリーズは、3.5インチのSAS、SATA、SSDドライブ、および、その混在をサポートしており、ファイバー・チャネルとiSCSIに対応した高性能ストレージである。また、エンタープライズ仕様の3TB SATA HDDをサポートしており、2TB SATA HDDを利用した構成と比較し、1.5倍のストレージ容量を同じ設置スペースと同じ消費電力で実現する。

Enterprise Strategy Groupのシニアアナリスト、マーク・ピーターズ氏は次のように述べている。「ミッドレンジ・ストレージに求められているのは、高い拡張性と信頼性を持ち、設定や運用が容易でありながらも、高密度で低消費電力を同時に実現できるソリューションです。ネクサンのFlexible Storage Platformはこれらのニーズに対応できるよう設計されており、ミッドレンジ・ストレージの価格帯でありながらもエンタープライズ・クラスのソリューションを構築できる製品で、E-シリーズにより同社の評価が高まることは間違いありません。」