NTTグループのソリューションガイド

ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション
~プライベート・クラウドの運用をオープンソースで支援~

クラウド・セルフサービスポータル「vHutTM(ブイハット)」を無償公開

NTTソフトウェア

NTTソフトウェア株式会社は、vHut(virtualization High-operation support tool)を2011年12月15日よりオープンソースソフトウェアとして無償公開した。vHutは、Red Hat Enterprise Virtualizationと連携して動作するクラウド・セルフサービスポータルで、システム運用者に集中する運用作業の移譲と自動化を可能にすることにより、システム全体での運用コストを削減できる。


図1 vHut導入前後の作業委譲のイメージ

図1 vHut導入前後の作業委譲のイメージ(クリックで拡大)

背景

近年、ビジネスの変化に迅速に対応するためプライベート・クラウドを導入する企業が増えている。しかし、プライベート・クラウドの運用のためには、タイムリーな設定変更などが必要であり、それらの作業がシステム作業者に集中し、ボトルネックが発生しやすいと言う課題があった。

そこで、この課題を解決するために、クラウド・セルフサービスポータル(vHut)を開発した。

NTTソフトウェアでは、オープンソースとしてのvHutおよびマニュアルなどを無償で公開すると共に、構築を希望する顧客には、別途有償での構築サービスも準備している。

新機能概要

vHutは、システム運用者の作業とシステム利用者の作業において、以下の2点が実現可能である。

・システム運用者からシステム利用者への作業委譲の実現

これにより、システム運用者が行う作業の最小化を実現すると共にタイムリーな修正作業を実現している。

・定型的な運用作業の自動化を実現

これにより、自動化できる作業部分のコスト削減を実現できる。

操作イメージと特長

(1)高い操作性とスムーズな運用作業の移譲を実現

vHutは、ドラッグ&ドロップ等のシンプルな操作のみでシステム構成を作成/管理できるため、専門知識を有しないシステム利用者でも使うことが可能である。そのため、システム運用者の作業をスムーズにシステム利用者に移譲でき、システム運用者の負担を軽減できる。

(2)複数の仮想環境をテンプレートとして一括管理

vHutは、複数の仮想環境を用いる複雑なシステム構成も、1つのテンプレートとして定義/管理することできる。また、テンプレートに定義した構成を、登録したスケジュールで自動生成/削除することが可能である。そのため、毎回個別に仮想環境の定義や生成する必要が無くなり、システム運用者の負担を軽減できる。


【vHutの紹介とダウンロードページ】

http://www.ntts.co.jp/products/vhut/

お問い合わせ先

NTTソフトウェア株式会社
SI&NIソリューション事業グループ
基盤システム事業ユニット vHut担当 
TEL:03-5782-7354
URL:https://www.ntts.co.jp/products/vhut/

NEWS(2012年4月)

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