NTTソフトウェア、オープンソースソフトウェアの「Grails/Groovy(グレイルズ/グルーヴィー)」に関する教育・技術支援サービスなどを平成24年12月より開始
NTTソフトウェア
NTTソフトウェアは、ヴイエムウェア株式会社(以下、ヴイエムウェア 本社:東京都港区浜松町、代表取締役社長:三木泰雄)が主導するオープンソースソフトウェアであるGrails※1/Groovy※2(グレイルズ/グルーヴィー)をWebシステムの開発フレームワーク※3および開発言語として採用している。
今回、同フレームワークを自社だけではなく、国内企業へ広く普及促進していくために、新たに技術サポート・教育・研修などの技術トレーニングサービス、コンサルティングサービスを平成24年12月から開始する。
Grails/Groovyは、主にWebシステム開発における生産性を2倍~5倍※4にすることが可能であり、企業などにおけるシステム開発費用の大幅なコストダウンを実現できる。
提供サービスの内容
①技術サポート窓口開設とコンサルティングサービスの提供
NTTソフトウェアでは、Grails/Groovyの推進専任組織である「Grails推進室」を2012年1月に設置。これまでGrails/Groovyコミュニティ活動において「同製品利用に関するドキュメントの日本語化」、「同製品のコミュニティサイトでの情報発信」、「国内におけるGrails/Groovyサポート体制の人的強化」などに取り組み、企業のGrails/Groovy開発者が安心して開発業務を進められるように環境の整備を進めてきた。
また、高度な技術支援が必要な企業向けには、ヴイエムウェア社のコンサルティングサービスと連携し、ハイレベルな技術支援も可能だ。
②Grails/Groovyの教育・研修サービスを提供
企業がGrails/Groovyを利用してシステム開発を進める際に必要となる、教育・研修や技術トレーニングサービスを本格的に開始する。本サービスにより、Grails/Groovyに関するスキルを有しない企業においても、安心してシステム開発を進めることが可能となる。
③Grails/Groovyの開発支援サービスを提供
Grails/Groovyの初期導入時や社内開発要員が不足している場合などには、NTTソフトウェアが不足する部分の開発支援サービスを有償で提供する。
Grails/Groovyを利用するメリット
①開発期間/コストを大幅に削減
広く普及しているJava言語を使う場合に比べ、プログラム量を約1/4~1/10に削減が可能。 ②既存Java資産や開発要員のスキルを有効活用
②既存Java資産や開発要員のスキルを有効活用
Java言語との親和性が高いため、社内にある既存のプログラム/設計書などのソフトウェア資産、開発スキル/開発ノウハウなどの人的資産を有効活用できる。
【用語説明】
※1:Grailsは、企業向けのJavaプラットフォーム上で動作するWebアプリケーション用の開発フレームワーク。
※2:Groovy言語は、Javaを元に機能拡張と記述の簡素化を行った言語であり、他の言語と比較すると、Javaとの親和性が高いことが大きな特長である。GrailsとGroovyは、ヴイエムウェア株式会社が主導して提供しているオープンソースソフトウェア。
※3:開発フレームワーク:プログラム開発を行う際に、主に開発効率の向上を目的として、必要となる機能をまとめて提供するソフトウェアのこと。
※4:生産性を2~5倍、プログラム量を1/4~1/10に削減:NTTソフトウェアの社内システム開発における実績値。
お問い合わせ先
NTTソフトウェア株式会社技術開発センター Grails推進室
TEL:045-212-7023
担当:忠海/上原
URL:http://www.ntts.co.jp/products/grails/