NTTデータが構築・運営している「NTTデータ地銀共同センター」は、西日本シティ銀行に、2013年１月４日より予定どおりサービスの提供を開始した。地銀共同センターは、高い実績を有する次世代バンキングアプリケーション「BeSTA」を使用した地方銀行・第二地方銀行向け共同利用型センターであり、NTTデータが長年にわたり培ってきた共同センターの豊富な実績と経験を活かすことにより、2004年１月より既に13銀行にサービス提供し、安定運用している。

西日本シティ銀行では、地銀共同センター移行により、お客様ニーズへの迅速な対応やシステムコスト削減を実現することが可能となり、将来にわたって銀行経営戦略に貢献できると考えている。西日本シティ銀行へのサービス開始により、地銀共同センターのサービス利用銀行数は14銀行へと拡大し、地方銀行向け共同利用型センターとして国内最大となった。

NTTデータでは、参加銀行のニーズに応える先進システム機能の追加を継続的に実施するとともに、勘定系システム業務を中心とした現在の提供業務の枠にとらわれず、インターネットバンキング業務機能の拡張、情報系統合データベースの構築、及び顧客情報の一元保有化、これを踏まえた融資統合管理システムやその他営業支援・経営管理系サブシステム群との連携・融合など、共同化システム範囲のますますの拡大・拡充を実現していくとしている。