レッドハットは、本年1月からエンタープライズ向け仮想化プラットフォーム製品「Red Hat Enterprise Virtualization 3.1（以下、バージョン3.1）」を提供開始した。バージョン3.1では、日本語化された管理インタフェース、スケーラビリティ、ネットワーク、ストレージ、および仮想デスクトップ機能が強化されている。また、今回のリリースでレッドハットは、Red Hat Enterprise Virtualizationと、Red Hat StorageおよびRed Hat Enterprise Linuxを含む、包括的なRed Hat製品群との組み合わせによる柔軟性をさらに向上させた。

Red Hat Enterprise Virtualizationは、エンタープライズ向けに設計された、現在入手可能な唯一のミッションクリティカルなエンドツーエンドのオープンソース仮想化インフラストラクチャだ。昨年1月に発表された前バージョンのRed Hat Enterprise Virtualization 3.0は、機能、性能、スケーラビリティ、コストの優位性をエンタープライズ市場に提供した。今回のバージョン3.1は、発表時点でSPECvirt_sc2010（www.spec.org）で公表されている28の性能ベンチマークのうち、Red Hat Enterprise VirtualizationのKVMハイパーバイザが上位7スコアを独占し、2ソケットと4ソケット構成での最高性能と、8ソケット構成でも唯一の正式性能記録を保持している。