「RealityVision」の新バージョン、インターネット回線でのセキュアな通話機能が追加
~電話回線が付属していないタブレットでも通話が可能に~NTTアドバンステクノロジ
NTTアドバンステクノロジ(以下、NTT-AT)は、Reality Mobile LLCが開発した、モバイル端末を利用したリアルタイム映像送信・映像共有システムの最新版「RealityVision3.3」を販売した。
最新版では、スマートフォンの電話回線での通話のほかに、インターネット回線で暗号化された“セキュアな”音声通話・音声会議を利用できる機能が追加された。
図1 「RealityVision3.3」の概要(クリックで拡大)
「RealityVision」とは
事故発生時や多拠点での警備などの際に、複数拠点間でスマートフォンやタブレット、ノートPCといったモバイル端末や定点カメラを用いて、遠隔地の映像をリアルタイムに送信・共有できるシステム。これまで米国では、政府関係機関や自治体をはじめ、大規模企業などに災害対応や各種警備・保全業務を目的とした多くの導入実績がある。共有できる映像は多種多様。映像と地図との連携も可能で映像閲覧者は該当する場所を把握できる機能もある。
相互に多地点に映像や指示を送信できることで、あたかもチームメンバーが一堂に会しているように対策の検討、意思決定を効率的に行うことができる。
「RealityVision 3.3」の特長
これまでのRealityVisionでの通話は、スマートフォンの電話回線を用いた音声通話・音声会議だったが、「電話回線が付属していないタブレットでの音声利用」や「構内やオフィス内の無線LANの活用」、さらには「通話時間や料金を気にせずに利用したい」といったお客様のニーズに対応し、最新版ではインターネット回線(3G、LTE、WiFi、WiMAXなど)を利用した“セキュアな”音声通話・音声会議を利用できる機能が追加された。通信を暗号化することで、インターネット回線での通話で危惧される、通話盗聴等のセキュリティ面にも考慮している。
「RealityVision」の適用領域
・各種警備(要人、イベント、港湾、空港、道路、河川など)
・国防、警察での活用
・インフラ設備の保全
・作業や修理の遠隔支援
・緊急医療、遠隔医療支援
【価格】20ライセンスシステム
1,500万円(税別)
※構成に応じて異なるため、詳細はお問い合わせください。既存の映像監視システムとの統合が簡単にできる開発キットも準備しています。
お問い合わせ先
NTTアドバンステクノロジ株式会社お問い合わせセンタ
TEL:0120-057-601
E-mail:
NEWS(2013年3月)
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