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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

統合ログ分析アプライアンス「NetAttest BigData」をリリース

~企業ITの状況把握・問題解決を支援~

ソリトンシステムズ

ソリトンシステムズは、統合ログ分析アプライアンス「NetAttest BigData(ネットアテスト ビッグデータ)」を開発し、本年1月30日より販売を開始した。


ITシステムが多様化・複雑化するとともに、利用状況や通信データのログも高度化・拡大しており、そのログをセキュリティやコンプライアンスなどに活用するログマネジメントが注目されている。PCのログマネジメントは浸透しつつあるが、ネットワーク機器のログマネジメントについては、導入前に検討が必要な「ハードウエア選定」「OSのセキュリティ対策」「バックアップ運用の策定」、運用開始時に発生する「多数の初期設定」「レポート設計」「分析UIの操作学習」等の課題が多く、導入の先送りや、導入はしても運用が回らず有効なログ分析がされていないのが実状だ。

NetAttest BigDataはこのような課題を解消し、簡単にログ集約・分析を行う統合ログ分析アプライアンスだ。バージョン1.0では、ソリトンのアプライアンスが対象で、セキュリティ対策やコンプライアンス対応など様々な用途に役立つソリトン製品のログ分析レポートを標準搭載し、ログ収集設定を行うだけですぐに運用をスタートできる。

NetAttest BigDataでは、直観的な操作で必要な情報をグラフィカルなレポートや検索結果の詳細を確認できる。例えば、

・問題特定:認証できない状況のユーザーIDを特定して原因究明を行う

・コンプライアンス:未許可の端末からのアクセスの実態を把握して記録を保管し、内部統制の報告に利用

・IT投資プランニング:様々な利用状況を把握することで、負荷分散を図るなど、効率的なIT投資を計画

さらに、多種の検索コマンドを利用して高度な分析も可能だ。

NetAttest BigDataは、豊富な実績を持つソリトン独自のアプライアンス設計ノウハウと、アプライアンス専用OS「NAOS(ネイオス)」により長期間の安定稼働と、ログ分析システムに特化したハードウエアチューニングによる最適なパフォーマンスと高信頼性を両立している。

加えて、高機能な分析エンジンであるSplunkを採用しており、分析時の高速なレスポンスとログフォーマットに依存しない拡張性と、テラバイト級のログ分析が可能なシステムで、管理者の運用時の負担も軽減する。Splunk Inc.は、膨大なマシンデータを、収集、インデックス化し、活用する高度なログ分析エンジンを提供している。80ヶ国を超える国の4,400以上の企業、大学、政府機関、サービスプロバイダーがSplunkを利用し、オペレーショナルインテリジェンスによって、より詳細なビジネスの把握、サービスや稼働率の改善、コスト削減、サイバーセキュリティリスクの軽減を実現している。


今回は、ソリトンシステムズのネットワーク認証アプライアンスの「NetAttest EPS」、DHCP/DNSアプライアンスの「NetAttest D3」、ファイル共有アプライアンスの「FileZen」に対応しているが、今後順次、対応製品を追加する予定だ。

NetAttest BigData V1.0.0の主な機能は次の通り。

ソリトン製品を最大限に活用する分析レポートを搭載

ユーザー自身によるレポートの作成、レポート結果の共有、アラート通知など柔軟な運用が可能

詳細なユーザー・ロール管理、内部監査ログのレポートなど基本機能を網羅

アプライアンス自体の稼働状況把握・外部ストレージへのバックアップ機能などメンテナンス機能も搭載

お問い合わせ先

●ソリトンシステムズ
 ITセキュリティ営業本部
 TEL:03-5360-3811

NEWS(2013年3月)

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