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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

仮想データセンター環境を実現するソリューション「vDeps」を提供開始

~Software Defined Infrastructureのコンセプトで仮想化ビジネスを強化~

CTC

伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)は、ソフトウェアを使用してサーバ、ストレージ、ネットワークなどのリソースを統合的に管理する仮想ITインフラソリューション「vDeps」の販売を開始した。CTCでは、仮想環境を活用したクラウドサービスの提供を計画している企業や、既に提供済みのクラウドサービスについて効率化を検討している企業を中心に営業展開し、初年度3億円の売上を目指している。


昨今、仮想化技術を活用してストレージやネットワークなどの各種のクラウドサービスを提供する企業には、災害時の可用性や頻繁な設定変更に柔軟に対応できるITインフラが求められているが、システムの多様化に伴い、システム管理業務や運用業務が煩雑化している。

vDepsは、サーバ統合のための仮想化環境と各種リソースを管理するソフトウェアを仮想的なデータセンター環境として一体化したITインフラソリューションだ。VMware社のVMware vCloud Directorを管理ソフトに採用し、リソースの自動構成機能やモニタリング機能を活用することで、vDepsの導入企業は、高度なセキュリティを保ったまま、Webポータルを通した仮想マシンの準備やディスクイメージの管理など、あらかじめ定義されたSLAや性能要件に基づき、ユーザーが柔軟にITリソースを準備することが可能になる。


「vDeps」のシステム構成図

「vDeps」のシステム構成図

CTCは、プライベートクラウドとパブリッククラウドの相互運用を実現するVMware社の認定資格「VMware vCloud Poweredサービスプロバイダ」を国内で初めて取得し、VMware vCloud Directorを採用した自社開発のIaaSサービス「cloudage CUVIC OnDemand」や研究開発向けの独自の社内クラウドサービスを提供している。これらのサービス提供におけるシステム設計や運用の経験に基づき、vDeps導入の際の既存ITインフラとの親和性を検証するデモンストレーション/アセスメントサービスや、管理者ガイド、ユーザーガイドを含めた各種マニュアルも用意するなど、クイックスタートと効率的な運用を可能にしている。

今後、研究開発部門のある製造業や企業向けにITリソースを提供している情報サービス業者や通信事業者向けにvDepsを営業展開していく。また、ネットワーク設定の自動化をはじめ、クラウド間連携やデータセンター間連携も視野に、ソフトウェアによる効率的な管理を実現するITインフラソリューションを、Software Defined Infrastructureというコンセプトのもとで推進していく。

お問い合わせ先

●伊藤忠テクノソリューションズ
TEL:03-6203-4100

NEWS(2013年4月)

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