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NTTアドバンステクノロジ（以下、NTT-AT）は、2013年4月に国際標準規格となったばかりの次世代映像符号化方式H.265/HEVC※を採用した、HEVCソフトウェアコーデック開発キット「HEVC-1000 SDK」を2013年８月８日（木）より発売開始した。

LTEなどモバイル通信環境が大容量化したことによりスマートフォンでの映像視聴が急速に普及し、多くの映像配信サービスにてモバイル対応が進む一方で、急増する通信量に対し映像データの更なる高圧縮化が強く望まれている。また、国内だけでなく世界的に注目を集めている高解像度4K映像の配信の実現にも、高圧縮な次世代映像符号化方式は不可欠である。

NTT-ATでは、これまでもNTTメディアインテリジェンス研究所の技術を活用したソフトウェアコーデック「RealFeel（リアフィール）」シリーズを発売し、販売実績を重ねてきた。今回は現在の市場動向を受け、世界最高レベルのHEVC符号化アルゴリズムを採用し、ソフトウェアコーデック開発キット「HEVC-1000 SDK」として商品化、国内外に向けて販売開始した。

いち早く商品化することで、今後ますます広がる高画質で高圧縮な映像配信システム開発市場に向けてシェア獲得を狙う。

特長

（1）安定した高画質：高画質を保ちつつ、安定したストリーミングを実現する正確なビットレート制御を実現。

（2）劣化の少ない高圧縮：人の視覚特性をうまく利用して、低ビットレートでも高画質を実現。

適用例

・映像変換アプリケーション
・映像データを編集するためのオーサリングソフト
・4K映像配信
・モバイル端末向けの映像配信
・デジタルサイネージ

展示会への出展

9／12（木）～17（火）にオランダ アムステルダムで開催される「IBC 2013」と11／13（水）～15（金）に幕張メッセで開催される「Inter BEE 2013」に出展し、国内外への販売拡大を狙う。