アプリケーションのパフォーマンス向上を専門とするリバーベッドテクノロジーは、Steelheadソフトウェア、RiOSのアップグレードと新たなアプライアンスを含む、Steelhead ワイドエリアネットワーク（WAN）最適化製品ファミリの拡張を発表した。

今回強化されたのは、リバーベッドのSteelhead WAN 最適化ソリューションの基盤ソフトウェア、Riverbed Optimization System （RiOS）8.5へのアップグレードと、新たなハードウェアアプライアンス、Steelhead CX 255シリーズの追加だ。RiOS 8.5の新機能の一つである「パスセレクション（経路選択）」は、最高のパフォーマンスを実現しつつ、ハイブリッドMPLSおよびインターネット・ネットワークの管理を簡素化する。また、SharePoint 2013やExchange 2013など、ビジネスにとって重要なアプリケーションの業界初の最適化が加わった。さらに、今回の機能拡張には、アプリケーションを意識した主要ネットワークのパフォーマンス管理ソリューションである、リバーベッドのCascade ProfilerとSteelheadとの統合も含まれている。本統合は、IT管理者がアプリケーションのSLAを遵守するのに役立つ。これらSteelhead製品ファミリの強化により、IT企業は、コントロールを維持し、複雑さを最小化しつつ、組織全体のエンドユーザが必要とするパフォーマンスを、より優れたコスト効率で提供できるようになる。