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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

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NTTソフトウェア、特権ID管理「iDoperation」のSaaSモデルを本格販売開始

~セガサミーホールディングスが業務効率化めざして採用~

NTTソフトウェア

NTTソフトウェアは、特権ID管理ソリューション「iDoperation」(アイディーオペレーション)のSaaSモデルの本格販売を開始した。SaaSモデルでは、特権ID*1のパスワード変更を自動化する機能を提供しており、新たにサーバを設置する手間を省くことで、最短3日で利用可能となる。

Doperation SaaSモデルはセガサミーホールディングス株式会社(以下、セガサミー 本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:里見 治)にすでに採用されており、特権IDのパスワード変更を自動化し、監査対応の省力化と運用ミスの回避に貢献しると言う。セガサミーでは、SaaS利用のため新たな管理用サーバの設置が不要である点や、必要な機能だけをすばやく導入できる点を評価している。

製品提供の背景

近年、監査の観点から、特権IDの「アカウント管理(ID管理、パスワード管理)」が重要視されている。NTTソフトウェアでは、「必要な特権IDの管理は行いたいが、サーバ管理負担を増やしたくない」というお客様の声に応え、短期・低コストで実現可能なiDoperation SaaSモデルを販売開始した。

iDoperation SaaSモデルの特長

①特権IDの管理に必要な機能を短期間で導入可能

注目度の高い「アカウント管理」に絞ったSaaSモデルのため、すぐに特権IDの管理を行いたいという顧客には最適である。従来のサーバ構築モデルでは、特権IDの管理を行うために、新たにサーバを設置する必要があったが、本SaaSモデルでは、それが不要なため導入期間の短縮とコスト削減を実現している。

②既存システムの大きな変更をせず管理可能

NTTソフトウェアのデータセンター内にiDoperationのサーバが設置される。管理対象サーバとiDoperationのサーバ間の接続さえできれば、自社のサーバ環境を大きく変更することなく、特権IDの管理を自社の管理者端末からWEB経由で行うことができる。

iDoperation SaaSモデルの提供機能

iDoperation SaaSモデルでは、監査で注目されている2つの機能を提供している。

機能1:アカウント管理

手運用では煩雑になりがちなID管理を、WEBの管理画面から一元管理し、スケジュール実行を可能にする。IDの追加・変更・削除だけではなく、パスワードの定期的な変更、IDの棚卸などを行うことができる。

機能2:監査証跡

管理者の操作が正しいものか、を監査時に確認するため、管理者のアカウント操作履歴やパスワード変更履歴を取得し、実行結果を帳票出力できる。

セガサミーでの効果

セガサミーでは、iDoperationを活用することで、担当者2名で行っていた特権IDのパスワード定期変更作業とID貸し出しの手間を10分の1程度に削減することができた(サーバ管理20台の場合)。また、特権IDをシステムで厳格に管理できるため、特権IDの管理ミスも回避できる。



価格

月額利用料:15万円~



*1:特権ID:管理者権限IDのこと。UNIXのrootやWindowsのAdministratorなど特別な権限を持つアカウント。

お問い合わせ先

NTTソフトウェア株式会社
セキュリティビジネス推進部
担当:井上/永野
TEL:03-5782-7342
製品URL:http://www.ntts.co.jp/products/trustbind/

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