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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

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中国科学院ソフトウェア研究所と交通分野での共同研究を開始

~中国の交通状況に対応した交通管理用の動画解析技術高度化に関する共同研究~

NTTデータ

NTTデータと中国科学院ソフトウェア研究所(ISCAS)は、交通管理用の動画解析技術の高度化に関する共同研究を2014年1月14日より開始した。中国では都市部の交通渋滞や環境対策などの課題解決に向けカーナビの実証実験やETC普及が進められており、さらに高度道路交通システム(ITS)による公共交通管理や道路交通管制の整備も進められている。

NTTデータは、2011年に中国・北京市新交通情報システム技術実証実験を行った。また、公共交通管理や道路交通管制を目的に、エコ運転支援システム、マルチモーダル交通案内システム、渋滞予測・制御シミュレーションシステム、カメラ動画分析ソリューション「UCaST」などの海外展開を目指している。一方ISCASは、中国における交通分野のプロジェクトの豊富な実績をベースに、これら成果を活用したビジネス展開を目指している。

中国都市部における渋滞等の交通状況を解決するためには、中国特有の交通事情において、車両の特定、走行速度の検出、事故・違法車の検知などを行う必要がある。本共同研究の目的は、NTTデータとISCAS双方の分析技術の知見を生かし、NTTデータが保有するUCaSTをベースに中国の交通事情に対応した交通動画解析技術を確立することだ。ISCASは中国市場に鑑み、交通動画解析が備えるべき要件・機能の設計を担当し、NTTデータとISCASは、その要件・機能に基づいた動画解析アルゴリズムを構築する。

お問い合わせ先

㈱NTTデータ 技術開発本部
サービスイノベーションセンタ
横塚、米森
TEL:050-5546-9741

NEWS(2014年2月)

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