企業内のセキュリティ人材育成支援、CSIRT研修サービスを開始
〜5日間30時間、実習形式を重視し実践的なスキル強化を支援〜日本IBM
日本IBMは、インターネットにおけるセキュリティ上の問題が起きていないかどうか監視するとともに、万が一問題が発生した場合にその原因解析や影響範囲の調査を行う企業内の組織や要員であるCSIRT(Computer Security Incident Response Team)機能の充実を支援するため、「CSIRT研修」サービスを開始し、本年9月から実施する。研修期間は30時間で計5日間のコースで、料金は40万円(消費税別)を予定。
サイバー攻撃の高度化により、情報漏洩、情報改ざん、不正アクセスといったセキュリティインシデントの脅威はますます増加している。また、企業のIT環境が複雑になる中、セキュリティ対策も複雑となっている。そのため、セキュリティ担当者に求められるのは、未然防止策だけでなく事故発生前提の考えに基づいたセキュリティインシデントへの対応を策定し実行することであり、企業にとっては、専門的なスキルや豊富な経験を持つ要員の育成や維持が難しく、大きな課題となっている。
今回開設するCSIRT研修は、セキュリティ事故発生時の対応、全体指揮、管理などに携わる担当者を対象としている。IBMが提供する緊急対応サービス「エマージェンシーレスポンス支援サービス」など、セキュリティベンダが提供する支援を活用しながら、企業側の責任者として迅速な初動対応を行い、被害を最小限に抑え、適切な再発防止策を立案できることを目的としている。
NEWS(2014年8月)
NTTグループ関連
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SIer・ベンダ
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- 企業内のセキュリティ人材育成支援、CSIRT研修サービスを開始 (日本IBM)