ホーム >  びじねす玉手箱 >  2014年8月号 > NTTアドバンステクノロジ

NTTアドバンステクノロジ株式会社（以下：NTT-AT）は、無線LANエリアシミュレーションソフトウェア「WiFielder（ワイフィールダー）」を5月30日（金）に販売開始した。「WiFielder」は、無線の知識や面倒な設定が不要なため、誰でも手軽にシミュレーションができ、無線LANのアクセスポイントの最適な設置場所を見つけることができる。

近年、スマートフォン等のモバイル端末の普及が進み、無線LANの需要が急速に増加し、電波干渉によるスループット低下の問題が常態化しているが、高いスループットを得られる無線LANの構築には、事前に現地調査（サイトサーベイ）を行い、電波の干渉を回避するように無線LANのアクセスポイントを設置することが必要である。しかし、事前の現地調査は、実際の設置場所で実施する必要があるため、時間や労力、調査費用がかかるという課題がある。NTT-ATは、この課題を解決するために、これまでの無線LANビジネスにおける数多くの実績を基に、“誰でも”“手軽に”無線LANエリアを確認しながら最適なアクセスポイントの設置場所を検討できるシミュレーションソフトウェア「WiFielder」を開発した。

コストパフォーマンスにも優れ、無線LANビジネスにおけるSIerなどのスピーディな見積り対応と、稼働圧縮による経費削減を実現し、「スピーディな無線LANビジネスの展開」および「無線LANビジネスの経費削減」を実現する。

特長

（1）グラフィカルな結果表示で、シミュレーション結果は一目瞭然（図１参照）。

（2）図面画像データからの壁面情報自動抽出機能により、CADソフトや作図作業が不要。

（3）電波強度だけでなく、スループットも評価可能。

（4）アクセスポイント間の干渉、電波干渉評価。

（5）サーバーに「WiFielder」をインストールし、ブラウザーからアクセス。サーバーでのデータ管理も容易。

価格

オープンプライス。サーバーも含めての提供も可能。詳細はお問い合わせください。より高精度な無線LANエリアシミュレーションが可能な「WiFielder Pro.」もラインナップ。