金融・公共分野でのグローバル環境の変化とNTT Comの取組み
NTTコミュニケーションズ株式会社
取締役 第三営業本部長
細川 雅由氏
今、事業の拡大や競争力の強化、世界を舞台に事業を広げる日本企業が増えています。
企業が世界市場でビジネスを成功させるためには第4の経営資源ともいわれる「情報」をグローバルにやりとりすることが不可欠です。国を超え、ビジネスインフラとなるICT環境をいかにストレスなく活用するかが成功の大きな鍵を握っていると言えるでしょう。
NTTコミュニケーションズは、事業ビジョン『Global Cloud Vision2014』に基づきお客さまの経営課題を解決するため、グローバル共通品質のサービスを最適組み合わせ・一括運用する「シームレスICTソリューション」を提供して全世界のお客さまから選ばれるGlobal ICT Partnerを目指します。そのため、グローバルで共通化/標準化/自動化されたICTマネジメントサービスの展開、サービスオペレーションの品質向上、そしてサービス分野横断的な技術開発力の強化、に全社を挙げて取り組んでいます。
この結果、アジアNo.1のICT事業者としてのポジションを獲得するなど多くの成果が出てきています。
高いセキュリティ要件を満たすことが求められる金融業界においても情報系システムのクラウド化や、セキュアなクラウド基盤へのマイグレーション等、クラウドの導入事例が着実に増えてきました。また、グローバル展開を加速するお客さまには、国内外シームレスな体制でのICTアウトソーシングサービスの提供や最新技術を尽くしたセキュリティの高いデータセンター、データセンターと一体化した高品質ネットワークの提供など、金融業界向けとも言える『安心してご利用いただけるサービス』展開をしています。
公共分野では、サイバーセキュリティや災害時のBCP対応が国や公共団体にとっても喫緊の課題となっており、ICTの位置づけも「技術を進化させていく」から「リアルに活用していく」に変化してきています。それらに対応する最新技術を活用したICTサービスの提供を通じて、日本が取り組むアジアをはじめとする各国の支援活動に貢献して行きます。
私たちはこれからアジアNo.1から「グローバルICTリーダー」への成長を目指し、新たな組織体制のもと、金融・公共分野のお客さまの課題に対して中長期的な視野をもって、アクティブにご提案させていただきます。
1 インタビュー
“GAMS制度”を核に金融業界のお客さまのグローバル事業を支援(PDF:974KB)
NTTコミュニケーションズ㈱ 理事
第三営業本部 副本部長 上田 英樹氏
“Global ICT Partner”として、“Global Cloud Vision2014”に基づくサービス展開に注力するNTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)。その中で、第三営業本部は公共及び金融分野のお客さまを担当している。今回は世界を舞台とする金融分野のお客さまのビジネスに対して、ICTインフラから上位のアプリケーションまで、グローバルシームレスに支援していくための取組みについて同部の上田英樹副本部長にうかがった。(続きはPDFでご覧ください)
2 セキュアなキャリアクラウド活用事例
グローバル/クラウド/セキュアの3つのキーワードから見たキャリアクラウド活用事例
3 新技術・新領域へのチャレンジ
新技術に基づくサイバーセキュリティ、防災ソリューションで、公共分野の事業を拡大
NTTコミュニケーションズが実現する「シームレスICTソリューション」
2014年8月1日からの新たな組織体制
※記載の商品名・サービス名称等は、NTTコミュニケーションズ株式会社の商標または登録商標です。
その他の会社名・商品名・製品名等は、各社の商標または登録商標です。
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