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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション
第57回 SysMLの要求図 NTTデータ 技術開発本部 副本部長 山本修一郎

(株)NTTデータ 技術開発本部 システム科学研究所 所長 工学博士 山本修一郎

2008年12月に公開されたSysMLの1.1版では、141ページから156ページまで16ページにわたって要求図(Requirement Diagram)の記述がある。SysMLでは、文章による要求を表現するモデル要素とそれらを他のモデル要素と関係付けるためのモデル要素を提供している。これにより、要求だけでなく要求間の関係を記述することができる。また、システムが満足すべき能力や条件を規定するのがSysMLにおける要求である。したがってSysMLではシステムが実行する機能要求だけでなく、システムが達成すべき性能条件などの非機能要求を記述できる特徴がある。今回はこのようなSysMLにおける要求表現を紹介する。

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第59回以前は要求工学目次をご覧下さい。


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