デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)のためのデータ利活用に取り組む企業が増え、IoTの重要度もますます高まっている。そうしたなかNTTコミュニケーションズは、システムやサポートをフルスタックで提供できるケーパビリティを武器に、IoTに取り組むお客さまをより強力に支えていこうとしている。同社のネットワーク・エバンジェリストでありIoT推進室長を勤める宮川晋氏にお話を伺った。
NTTコミュニケーションズ株式会社 経営企画部 IoT推進室長 宮川 晋氏
NTTコミュニケーションズは、顧客目線での事業推進により、さまざまな業界の企業300社以上とのDX実現に向けた対話や導入支援商談を重ねてきた。その中で、IoTプラットフォーム「Things Cloud®」を中核としたIoTソリューションは、フルスタック・フルライフサイクル対応を武器に企業での本格的な導入が進んでいる。
NTTコミュニケーションズは経験とノウハウを有するIoTの活用領域(for Place/for Maintenance/for Logistics)を中心に、Things Partner™プログラムを通じてパートナー企業とのユースケース共創を図る。共創したユースケースをフルスタックのIoTソリューションとしてお客さまに提供しながら、エコシステム構築を推進していく。
NTTコミュニケーションズが提供を開始している「Things Cloud®」は、さまざまな業界への導入を通してIoTユースケースはますます拡大している。IoT の活用領域としてfor Place/for Maintenance を中心に、付加価値創出や業務効率化の実現事例をご紹介したい。
「Things Cloud®」を使うと、多様なデバイス/センサーからの情報取得・可視化をスムーズに実現できる。情報収集・可視化でビジネス効果が見込めるケースも多いが、取得データのストリーム処理・分析・機械学習による予測・制御が、さらなるIoT活用の鍵となる。この章では、そうしたデータ活用を行う際に抑えておくべき課題と対策についてご紹介する。
昨今の「働き方改革」の社会への広がりや、相次ぐ痛ましい事故情勢を踏まえ、社用車を保有する企業にとって車両管理業務の自動化や安全運転に対する取り組みの重要性が高まっている。NTTコミュニケーションズは、車両管理を手軽にセキュアに実施し、安全運転を支援する「Vehicle Manager®」を提供している。
IoTにおけるデータの「収集」において必要不可欠となるネットワーク。NTTコミュニケーションズが新たに提供開始した「IoT Connect Mobile™」は、eSIMにより1つのSIMで世界196の国と地域で利用することができる、IoT向けの新しいモバイル通信サービスだ。
NTTコミュニケーションズは、長年培ったネットワーク監視運用技術やIT システム分野におけるセキュリティ脅威管理技術を活用・拡大し、Industrial IoT(IIoT)における統合脅威管理技術の開発を進めている。本稿では、その背景・取り組みを紹介する。
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