創立20年を迎えたNTTコミュニケーションズ株式会社（NTT Com）は、2020年4月1日、データから新たな価値を生み出すプラットフォーム「Smart Data Platform」の開発・提供を通じ、「DX Enabler®」として、お客さまの安心・安全なデータ利活用の実現に貢献するため、「業界別ソリューション提供体制」と「プラットフォームサービス提供体制」からなる組織への見直しを実施した。本稿では、NTT Comの事業方向性と組識再編主旨について紹介する。
NTTコミュニケーションズ株式会社（NTT Com）の組織再編により、丸岡副社長を本部長として新しく設置されたビジネスソリューション本部（BS本部）は、大企業層を中心とするお客さまや業界に直接コンタクトし、課題解決に取り組むという点において、DX Enabler®としてお客さまのデジタルトランスフォーメーション（DX）を実現するために非常に重要な役割を担う組織だ。本稿では、BS 本部の事業方針と体制等について紹介する。
NTTコミュニケーションズ株式会社（NTT Com）の組織再編により、菅原常務を本部長として新しく設置されたプラットフォームサービス本部（PS本部）。そのミッションは、お客さまのDXを支援するプラットフォームを提供することだ。本稿では、PS 本部の重点施策等について紹介する。
イノベーションセンター（以下、IC）は、従来の事業領域に囚われずに新事業の柱を創出することを目的に創設された。その特長は、従来個別にリソースを担当していたビジネスプランナー、デジタルエンジニア、デザイナー約200名をCenter of Excellence(CoE)として集結させた点にある。ビジネスを創るうえで必要な人材を一部署にまとめたこのようなフォーメーションは、NTT 主要グループ内では類を見ないと言って良いだろう。本稿では、ICの特長と取り組みについて紹介する。
NTTコミュニケーションズ株式会社（NTT Com）のデジタル改革推進部（以下、デジ改）は、DX戦略の立案から実行をリードし、「自らのDX」の推進を担う組織だ。その施策としてデータ基盤の整備、データサイエンティスト育成によるデータドリブンマネジメントの実現、社内システムの開発・高度化によるワークスタイル改革や業務効率化を行う。本稿では、デジ改のミッションや戦略について紹介する。
NTTコミュニケーションズ株式会社（NTT Com）ヒューマンリソース（HR部）は、“壮大な旅、長期の冒険”という意味を持つ人材育成プログラム「ODYSSEY」を創設した。この名称には、生涯にわたる社員の成長を旅になぞらえ、その旅が充実するようにという願いが込められている。個人の成長が組織の成長に寄与し事業成長をドライブする、それが社会への貢献に発展する……そうした好循環の創出を狙う本プログラムの概要について紹介する。
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