ホーム > 2020年7月号

1 インタビュー

三位一体で推進、一気通貫で加速。
働き方改革の取り組みがテレワーク成功の鍵に

NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、新型コロナウイルスに対していち早くテレワークを推奨し、業務の効率を下げることなく感染防止を遂行した。その背景には、総務部・HR 部と情報システム部門が三位一体体制で推進してきた働き方改革への取り組みがある。また、テレワークツールを経営層から社員まで全員が一気通貫で使用したこともNTT Comがテレワークに成功した理由のひとつだ。及川取締役デジタル改革推進部長にお話を伺った。

NTTコミュニケーションズ株式会社 取締役及川 将之

 PDFファイルで記事を読む

2 テレワーク実現までの道のり

ルール作り、意識改革、IT環境整備が進んでいたからこそ可能だった「原則在宅勤務」

NTTコミュニケーションズは新型コロナウィルス感染拡大を防ぐため2020年2月17日から在宅勤務を原則とし、最終的には在宅勤務が不可能な業務の従事者を除きグループ企業、パートナー企業を合わせて約14,000 人もの人員が在宅勤務を行った。このような劇的な業務体制の変更を実現する上で同社が進めてきた働き方改革と、「風土・意識」「制度・ルール」「IT 環境・ツール」の三位一体で進めてきたテレワークの取り組みが大きく役立った。

 PDFファイルで記事を読む

3 テレワークを支えるツール

ツールを活用した効率的な情報共有やコラボレーションが大規模なテレワークを可能に

NTTコミュニケーションズは2018年度から社内のIT環境やツールの見直しを行い、それまで用途に応じて使っていたさまざまなコミュニケーションツールをOffice365 のMicrosoft TeamsとExchange Onlineとに統一した。新しいツールが全社員に浸透し、いつでもどこでも自由に働きやすくなったことが、新型コロナウィルス対策のための大規模テレワークにも大いに役立っている。

 PDFファイルで記事を読む

4 チャットでらくらく勤務管理

「おはよう」で勤務データ登録が可能に。
チャットボット+RPA活用でスマートワークを実践

NTTコミュニケーションズでは勤務管理に伴う社員の負担を軽減するため、チャットで簡単に勤務情報を登録できるシステムを開発した。トライアルを経て折しもほとんどの社員が在宅勤務を行っていた5月に全社導入し、利用者の要望を反映しながら改善を進めている。

 PDFファイルで記事を読む

お問い合わせ先

NTTコミュニケーションズ株式会社 デジタル改革推進部
Mail:dxs-2g-1t-dx@ntt.com
URL:https://www.ntt.com

※記載の会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。